いつものように、店先にはパパンとカオリさんがいた。まだ僕に気付かないパパンの横顔に、先ほどの会話やチャンダの胡散臭い忠告が、ぐるぐると僕の中で回った。
「ハロー」
努めてさらりと声を出した。
「昨日はありがとう」
「 …
|
||||
|
いつものように、店先にはパパンとカオリさんがいた。まだ僕に気付かないパパンの横顔に、先ほどの会話やチャンダの胡散臭い忠告が、ぐるぐると僕の中で回った。 いつものように、僕は宿を出た。ほどなく広場が見えてくる。 カジュラーホーは暑かった。ちりちりと髪の毛が焦げていきそうだった。 |
||||
|
Copyright © 2012 Masahiro Morishima All Rights Reserved |
||||
最近のコメント