Archive for 8月, 2001
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ピザ再考
胃がもたれて食欲無かったので、ゼリー買って帰ってきた。
夏だしな。夜中に腹が減って辛抱たまらんようになる。
ネットで宅配ピザ屋のサイトを見ていたら、むしょうに注文したくなった。「TVピザ」にも需要はあるのかもしれないと思い直しながら、ダイヤルしてみると、既に受付は終了。
辛い。
頭の中はピザで一杯なのに。仕方がないので、マヨネーズツナを中身にオムレツ作って食べた。あんまり美味しくないけれど、お腹は落ち着いた。ちょっぴりジェノベーゼピザを思ってみたけれど、そんなに恋しくもなかった。節操のない僕のおなか。
明日はちゃんとしたものを食べる予定。
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脈絡なし。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200108/07/10.html より
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■仮想暴走族の脱退申し出にリンチ 少女5人逮捕
インターネット上で結成した「暴走族」から脱退しようとした少女を暴行したとして、警視庁少年事件課と麻布署は7日までに、東京都と愛知、神奈川、千葉県の少女5人(16~18歳)を傷害容疑で逮捕した。少女たちは実際は路上を暴走したことのないネット上だけのグループで、メンバーは全国に約30人いたという。
(中略)
被害者の少女は、「海外留学するから脱退する」とメンバーに話したところ、ネット上で定めた「鉄則」の「仲間を裏切らない」に違反したとして、関東地区のメンバーらがリンチしたという。
==================================================こういうのをバーチャルって言うのだろう。脳味噌の極北だ。
バーチャルの中の「規則」うんぬんよりも、仲間が(おそらく自分には縁のない)「留学」ってな現実を持っていることに嫉妬したんだろうなあ。インターネットとコミュニティについては
社会学の理論で斬る「ネットの不思議」
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/column/socio/
が一番まともな解説。個人的には納得のいかない点も多いのだけれども。
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サーバのログを解析していたら、かの2ちゃんねるをアクセス元にした訪問者が。おお。
リンク先のスレッドを見てみると、父親の仕事がらみ。本名もばっちり公開。削除請求を出そうかとも思ったけれども、中傷でもないし、だいたい全部公開している情報なので放置しておくことにした。□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
インド旅行の写真を印刷してみた。
ガンジス川に昇る朝日の中、瞑想するサドゥー(聖者)の後ろ姿。
冗談じゃなく美しい。はっきり言って素材100%の写真だけれども、こういう素材が転がっているのがインドだと思う。素人でこれなのだから、腕に覚えがある奴なら誰でも写真集のひとつは出せるんじゃないだろうか。
いかんなあ、インドインドって毎日書いてるよ。
週末に本屋で買ったのも、タブッキ:「インド夜想曲」。まあ、元から欲しかった名著なんですけど。 -
インド
インド旅行記を書こう。
2年前にインドを訪れて以来、ずっと思っていた。やらなかった。ウェブサイトの更新にあたり、今回こそはと写真をスキャニングし、トップページのロゴを作成し、準備万端で当時のメモ帳日記を読み始めた。
途端に書く気が減退していく。
1ヶ月足らずの滞在だったにもかかわらず、いや1ヶ月の滞在でしかなかったせいで、僕にとってインドは今でも遙か西域の幻想の地だ。半可通ぶって「インドでは」と口にすることがしばしばあるのだけれども、そのときたぶん、僕はインドへの尊敬と愛に満ちている。
全てがカレー味でも、
映画にダンスが入ろうとも、
関西弁の物売りが全土にいようとも、
ホテルのシャワーで感電しようとも、インドはインドだ。
この3年以内に、絶対再訪してやろう。 -
BSデジタル放送の真価
BSデジタル放送を活用した双方向サービスがついに具現化。
おお、二十一世紀。
ああ、マルチメディア。http://pcgaz.nikkeibp.co.jp/pg/pcgaz2/wcs/leaf?CID=onair/biztech/cons/136813 より
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BSフジ(本社:東京都港区)、NTTデータ、ビットメディア(本社:東京都渋谷区)の3社は2001年8月2日、BSデジタル放送におけるデータ放送を利用して、
ピ ザ の 注 文 を す る 実 験
を実施すると発表した。
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ピザ。
そりゃないぜセニョリータ。「双方向性のデジタルメディアを活用し、有機的に消費者と企業を結びつけていく、これが次世代のマスコミュニケーションです。テレビCMと商品の購入をリアルタイムに直結させ、オン・ディマンドで需要を満たすシステムこそが必要なのです。同時にCMの喚起力を新たな形で再構築し、プロモーションのあり方そのものを変革していくことが可能なのです。最初の弊社企画は、食品、これでいきたいと考えております。ピザを食べたいという潜在欲求をCMによって顕在化させ、従来ならそのまま消費に結びつくことがなかった層までもをピザ購入というプロセスに進行させていく、食品という身近なプロダクトであるからこそ、リアルタイム・マーチャンダイジングに最も相応しく、同時にテレビという時間消費型エンターテイメントの親和性も高いものと考えられます。従来、「テレビを見ながら食べる食事」のことをTVディナーと称しておりましたが、この記念碑的なプロジェクトを境に、TVディナーとは『テレビで注文する食事』を表す言葉となりうるでしょう!」
・・・3分で書けたぞ、セールストーク。
フジテレビの役員がだまくらかされたのも、ほぼ同じ台詞と考えて間違いないだろう。宅配ピザよりジャンクな実験だな。==================================================
同サービスのコンテンツには、BSフジの放送時間中にアクセスできる。ただし、実際にピザを注文できるのは16時から21時までとなっている。
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いやはや。
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トライアンドエラー
弟のバイクに乗せてもらっていた。くそ暑い中でも風を切って走るのは快感だ。後部シートでこれなのだから、自分でハンドル握るのはどれほどのことかと思う。バイク欲しい。二輪どころか四輪免許も保持していない僕にとっては、インドの山奥でクーラーを望むくらい遠い話だけれども。本当は車に乗りたい。アルファロメオ欲しい。バイクがクーラーならアルファレッドのスポーツカーは南極の氷室で、近所のトヨタレンタカーのファミリアは扇風機くらいだろうか。どちらにしろ、運転という希望に対して、僕はデカン高原くらい遠い場所に立っている。
わけわからない比喩反省。
バイクで出かけたのは、実家のそばにある「航空宇宙博物館」。なんということはない展示ばかりだったけれど、過去に人類が挑んだ無謀な飛行実験の数々を延々と流し続けるクリップが放映されており、酷暑に一服の清涼剤となっていた。普通に飛行機思いつくより難しそうな造形の数々。ああ滑稽にも誠実な発明家たちよ。あんたわえらい。
おみやげに宇宙食を買って帰る。ただのフリーズドライ食品だが、そのバリエーションには目を驚かされる。オムレツ。ピザ。イチゴ。このあたりまでは何とか理解できるけれども、たこ焼きやあべかわ餅になると本当にアポロが月に持っていったのかを疑いたくなる。よほどの通でげすな、あすとろのーつという人種は。
僕が購入したのは「アイスクリーム」。口に入れるとあらびっくり、溶けたアイスクリームの味がするって逸品だ。
冷たくないアイスクリーム。常識を覆す珍味。
科学は進歩したけれども、飛ばない飛行機とどう違うのかは説明の難しいところだ。【かかみがはら航空宇宙博物館】
http://www.city.kakamigahara.gifu.jp/museum/ -
21エモン
父親のサイトを手直ししていた。こういうのを仕事と呼ぶのかどうかは甚だ疑問だが、その曖昧さが未来的ではある。境界線の溶解。フュージョン。残念なのは金が手に入りにくいということだけれども、それが21世紀だというのではあるまいな。あざ笑うな、未来よ。
新成なったサイトはこちら。
「鄙からの発信」http://www.morishima.com/kantei/Crambomb’s NEWSを書いていたら、全然違う内容になってしまった。今回書きたかったことは日を改めることにする。
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歪んだ日本と近代の原則
「理念ある官僚」「実行力溢れる政治家」。いい言葉だ。一見麗しい公僕の姿だけれども、本当にそれでいいのだろうか。
善悪という概念は主観的なものであり、簡単に線引きできるものではない。だからこそ選良たる政治家が、おのれの信念に基づいて善悪を表明する必要があるのだ。しかしながら、官僚という実務的組織が善悪を自己決定してはならない。テクノクラートは、あくまでもある目標への最適解を合理的に算出すべき存在であるべきで、自分の理念や主観によって政策を決定してはならない。原則的には。
つまるところ、三権分立というのは意志と実行の分離だといえよう。すなわちチェックアンドバランスやリスクマネジメントの体現であり、大上段に構えれば民主主義の根幹でもある。逆にいえば独裁制や王権政治というのは意志と実現を同一者が行うことにほかならない。効率を求めれば政体というのは独裁制に行き着くしかないのだが、失敗したときのリスクが大きすぎる。強い指導者を求めることは効率的かもしれないけれど、スタビライザーが無いために危険なのだ。
ガバナンスの本義はリスク抑制にあるのであり、だからこそあらゆるガバナンスは、効率性をある程度犠牲にしてでも、リスクを最小限に抑える必要がある。その意味で、強力な政治家を求める風潮というのは国民の怠惰だろう。ゆえに、私は小泉純一郎も石原慎太郎も支持しない。もちろん、現状の官僚組織も。同時に、民主主義というのはガバナンスの影響を受ける参加者(国家なら、その国民)は必ずその意志決定に参加できるシステムを設けるということでもある。ガバナンスシステムの選択はリスクの取り方の度合い選択でもあり、自己責任というのは自分が許容したリスクに対してのリターン(あるいはロス)を甘受するということであるからだ。
近代社会における個の確立とは、一面ではまさにこの自己責任の権利(義務では断じてない。どうもこのあたりを勘違いした議論が多すぎる)でもある。リスク許容度を選択できないのに、特定のリターン率を強制される仕組みに、近代精神は存在しない。社会の成長にとって、民主主義と市場経済が不可分であるのは、このあたりのシステムがそっくり鏡像のように似ているからだ。この定義からすれば、日本にはいまだ民主主義も市場経済も完全な形では存在していないのではないかと思わざるをえない。
【意志と実行の分離はガバナンス原則としてのリスク抑制である】
【リスク許容度の決定に参加できはじめて、自己責任という個の確立が可能になる】日本の政治・経済の未来像が明らかに歪んでいると思われるのは、まさにこの2点を無視しているからではないだろうか。
近代論を21世紀になっても必要とする日本社会。やれやれ。はよこいポストモダン。
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この世で一番
この世で一番不味い物は何か。即答できる人は多くあるまい。
私は即答できる。無鉄砲で損ばかりしている「坊ちゃん」な性格だけれども、こういう問いに対する答えを持っているというだけで、おっちょこちょいにも人生を豊かにする効用があるのだと痛感する。さておき、あなたもすぐ確認できる「この世で一番不味い物」。
台所で塩と砂糖を1:1の割合でよく混ぜ、おもむろに舐めてみる。どうだろう。悶絶間違いなしだ。
個人的な経験としては、2番目が素麺にビーフストロガノフ(肉無し)をかけた物で、3番目はカンボジアの屋台で食べたシマヘビだ。この3つをいずれも食べたことがあるのは、世界でも私くらいのものだろうと自負している。まあ「KOBE Gourmet List : http://www.morishima.com/gourmet/」なんてものを主宰するくらいなので、私は旨いものを食べることにも余念がない。
さて、ではいったい「旨い」とは如何に。
あくまでも当人の主観である以上、「うまいまずい」といった感覚は過去の経験を母集団とした序列の相対値に過ぎない。ゆえに「うまいもん」ばかり賞味していると統計学上母集団の偏差が小さくなり、そのデータの信頼性は低くなるのだといえよう。本当に不味い物を知らぬ人間には、また本当の旨さも分からぬというのが私なりの信念である。
世に美食家とのたまう人種は多いが、悔しかったらシマヘビ食ってみろ、ってなもんだ。
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