Archive for 10月, 2001

  • 全国へそのまち協議会

    Date: 2001.10.30 | Category: A:Diary | Response: 0

    君は「全国へそのまち協議会」を知っているか。
    URL : http://www.town.isawa.yamanashi.jp/heso/

    しかし本当にセンスがない。広告屋という俗物根性と田舎っぺというコンプレックスが結びつくと、こういう事態を招くのだと認識させられた。へそのまち、がひらがな表記であるところが全ての象徴だ。そんなネーミング、15年は昔の話だろうが。
    で、このどうしようもないデザインセンス。山梨県石和なら、このレベルでまだ飯が食えるのだ。
    僕自身も地方出身だけれども、地方に生まれ地方にとどまる人間にありがちなこの手のどうしようもなさには、全身の脱力感しか感じない。死んでもへそのまち観光なんかしないですから、さっさと過疎で滅びておくれ。

  • 休日の僕

    Date: 2001.10.27 | Category: A:Diary | Response: 0

    休日に仕事をすると、はかどる。
    前にも「喫茶店で仕事をするクセ」について書いた気がするのだけど、いわゆる「普通の仕事環境」以外の方が落ち着いて作業に没頭できるのは悪い性癖だともいえる。もっとも一方では、正しきワーカホリックという思いもある。平日だって仕事してるしな。
    そんなわけで、今は仕事中です。

    つらつら考えてみるに、基本的に他人に干渉されるのがいやだ、という点と、非日常の感覚をこよなく愛するという点、この2つがその大きな要因だろう。

    いくら仕事が進んでも、ビジネスマンとしては失格のパーソナリティーだ。だからインドに行きたいってずっと熱望してるんだろうなあ、と独りごちてみる。本当は長旅に向かない性格、であることは重々承知していても。

    不干渉希望。
    非日常愛好。

    ・・・禅寺にでも篭もるほうが向いているのかもしれないけれど。

  • 大好きなオモチャに囲まれて

    Date: 2001.10.25 | Category: A:Diary | Response: 0

    同年代の友人達と、「大人になった実感はあるか?」という話をしていた。ある人はあるようだけれども、ないと答えた奴が圧倒的に多い。僕の周囲でヒアリングしたというバイアスはさておいても、結婚するまではなかなか大人の実感なんて湧かないような気がする。結婚後もあやしいもんだ。子供を持てばさすがに意識も変わると思うが、それは親子という上下軸、の置換であり、狭義のアイデンティフィケーションではない。

    ・大人にしかできないこと、が減少しているから。
    ・明確な境い目となる儀式、が存在しないから。
    ・いつまでも親が元気=カネもあれば面倒も見てくれるから。

    こんなところが理由だろうか。子供の期間が長くてもすむ社会、というのは平和と豊かさの象徴みたいなものだ。逆にいえば早く大人にならざるを得ない社会、というのは貧困と殺伐の必然なのであって、巷間よくあるようにジジババが若者を責めるのはお門違いのような気がする。
    そりゃビンボーな時代に大人にならざるをえなかった君たちの嫉妬であって、僕らに対する正当な説教ではない。

    「子供でいたーい、ずっとずっといたーい、大好きなオモチャに囲まれてー♪」という某玩具店のCMソングがあるけれど、なかなか鋭い。正確には、オモチャに囲まれてりゃ誰だって子供時代が長く続くのだ。

    そんなわけで、僕はまだまだ子供です。

  • いんちきカタルシス

    Date: 2001.10.22 | Category: A:Diary | Response: 0

    情報論の校了が完成して、アップロード。一年ほど前に書いたのだけれども、いざ読み返してみるとたわごともいいところだ。おつむの出来はこの程度です。はい。

    今度は『ユニクロ人民主義』なあんてタイトルで書こうと思っているのだけれども、何だか自分のポリシーが左に寄りすぎているような気がする。ルサンチマンの解消を力に依ることが右だとすると、左翼はさしずめ怨念の昇華だ。自らの澱んだ感情を、社会正義に転嫁する行為。
    僕が「昇華」という言葉を初めて習ったのは中学校の保健の授業で、教科書には「性欲はスポーツで発散しましょう!」なんて書いてあった。性欲がスポーツで解消されるわけが無く、またそれと同じくらいに思想によるルサンチマンの解消も胡散臭いのだ。
    手前の文章がいかがわしいのも仕方あるまいと、納得。


    最近、暇を見つけて「太閤立志伝3」なるゲームをやっている。えらく安い値段で売っていたので、期待もせずにプレイしてみるとこれが面白い。普通の戦国ゲームと違うのは、自分が「オールマイティーなお殿様」ではなくて、織田信長に仕える足軽から出世していくという制限付きの物語進行だ。派閥が大きくないと意見が通らない。信長様に逆らうと出世できない。嬉々として信長様の命令をこなす藤吉郎秀吉=僕。ああ中間管理職。
    それでも出世して褒められて、カタルシスがすうっと消える瞬間が来る。
    悔しいが、こいつはリアルだ。

    しかしながら、心の翼がもげる音のする前に、さっさとゲームを中断せねばなるまい。
    姫路城主になって喜んでる場合じゃない。

  • お寿司の哲学

    Date: 2001.10.17 | Category: A:Diary | Response: 0

    鮨が一人前あったとする。

    さあ、何から食べ始めるか。

    ・・・という問題に対し、「最後の方に美味しいものを食べる」という人が多いのではないだろうか。少なくとも僕はそうしてます。
    で、よくある処世訓や蘊蓄コラムでは、

    「僕は一番好きなものから食べ始める。だって、一番好きなものを食べた次に食べるのは『残った中で一番好きなもの』になるから。こうすれば、最後まで『一番好きなもの』を食べ続けられる。幸せな哲学だと思う」

    などと書いてある。嘘臭い。この逆説コラムは、相対比較を持ち出して論旨をすり替えているのだ。この人、本当に胸張って最後の一貫を「旨い!」と言えるんだろうか。言えるんなら別にいいけど。

    僕自身は、美味しいものを最後まで取っておく食べ方は「希望のメタファー」だと思う。それに比べ、『しあわせ哲学』の食べ方はどことなく我慢と耐乏のにおいがする。
    我慢が美徳だなんて言う人間はそもそも基本的に信じていないのだけれども、ましてや大好きな鮨屋に行ってまで、ビンボ臭い処世訓を垂れる人間にはなりたくないものだ。

  • 減価償却終わり

    Date: 2001.10.14 | Category: A:Diary | Response: 0

    本日、目出度く懸案のシェーバーを購入。今まで使用していたのは7年前に購入したブラウンで、あちらこちらにガタがきていた。今回は同じくブラウンの「全自動洗浄&充電システム」つき、\14,800。このモデルが登場した時は安くても3万円したので、型落ちとはいえ大変リーズナブル。
    比較対象にはNationalもあり、こちらはハンドソープで簡単に洗浄できるという手軽さがウリなのだけれども、やはり髭剃りはブラウンという僕のポリシーが勝った。僕の中では、ブラウンはブランドイメージ大変高し。子供の頃から見ていた「あなたの髭剃らせてくれませんか?」CMは偉大である。

    去年より、ノートパソコン、デジタルカメラ、プリンタと懸案の大きな買い物を数カ月おきにしている。その前の「お買い物大作戦」は大学入学時だったので、要するに6~7年で一通り耐久寿命が来たということだろう。本当は衣服もそろそろやばいので、この冬から来年にかけてはこっちに注力することにしよう。

    本当に怖いのは、モノよりも自分自身の減価償却だったりする。
    そろそろお勉強の季節が近づいていることを、ひしひしと実感する。

    【ブラウン シェーバー】
    http://www.braun.co.jp/products/shaver/

    ずっとドイツの会社だと思っていたけれど、実はジレットの傘下だった。

  • おっかなびっくり心斎橋

    Date: 2001.10.11 | Category: A:Diary | Response: 0

    昨日、大学時代の先輩と酒を飲んだ。心斎橋をぷらぷらと歩き、ふと目にとまった「北海の海の幸!」の看板にひかれ、二人して店内へ。表のメニューには

    「じゃがバター380円」
    「ほっけ580円」

    大変庶民的な数字が並んでいる。帳場の横には大きな水槽と生ビール(しかもサッポロ)の貯蔵タンク。いいではないですか。
    ところが通されたカウンターを一瞥して吃驚仰天、座っているのは全て男女の二人組、それも中年男性とケバい化粧の女性という組み合わせばかり。おお、これは噂に聞く同伴というやつだと得心したものの、客層といいほの暗い照明といい、果たしてじゃがバターが380円で供される場所なのであろうか。
    「お飲物は?」
    迷わずビール。待つほどもなくピルスナー・グラスで到着。中ジョッキなどという野暮な品書きはない。まずは乾杯、と思う間もなく目つきと口調がバイオレンスなウェイターが、大皿を手に再度やってくる。
    「こちら、本日の突き出しとなっております」

    そこには小ぶりとはいえ、鎮座ましますのは、毛ガニ。
    毛ガニ。
    突き出しに毛ガニ。
    そんな店初めてだ。割烹でも経験したことがない。
    僕の財布には約1万4000円、勘定が足りぬということはなかろうが散財は覚悟せねばならぬ。
    二人でビール4杯カクテル1杯焼酎1杯熱燗2合、毛ガニイカソーメンイカの沖漬けソーセージそれにじゃがバター380円とほっけ580円。居酒屋でだって8000円はかかる。

    ここは悪名高き心斎橋なのだ。
    毛ガニで同伴でピルスナーなのだ。ついでに言えばしかもどれも旨いのだ。

    で、お代は8000円と少々だった。もちろん二人で。
    大変ご満悦。
    また毛ガニ食べに行こう。

  • 本末転倒?

    Date: 2001.10.09 | Category: A:Diary | Response: 0

    お茶を冷蔵庫に入れない僕の性癖に、訪問した知人が苦情を言った。せっかく冷蔵庫があるのに、常温で出しっぱなしにしておいたら傷むかもしれないじゃないか、という。
    まったくもってその通りなのできちんと冷蔵庫にしまうことにしたら、今度は冷蔵庫に保管したことを忘れてお茶を腐らせた。慣れないことはするもんじゃない。本末転倒もいいところ。


    『ゲームキャラや装備を売って荒稼ぎ』
    http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20011009205.html

    オンラインゲーム中のレア・アイテムや高レベルキャラが、何千ドルの高値で取り引きされているという。気持ちは分からないでもない。

    虚構のために現実のカネを費消する行為を、本末転倒なお馬鹿だと片付ければそれで終わりだが、現実だってゲームとさほど変わらない。
    自慢するだけのために何百ドルの鞄を買うことと、どう違うかといえばどうも違わないのであって、記号で貫きゃ全部ホモ・ルーデンスなお遊戯の世界だ。

  • 哀しみのビアー

    Date: 2001.10.08 | Category: A:Diary | Response: 0

    駅のそばに住んでいるので、少しの距離でも億劫になる。

    歩いてすぐそばのところにローソンがあるのだけれど、残念ながらビールを売っていない。その南に酒屋があったのだけれども、片手間で始めた立ち飲みスタンドが好調だったことに気を良くして、完全に小売部門を閉鎖してしまった。
    実は通り一本南西に、かなりの酒が揃ったセブンイレブンがある。しかしながら、そこまでの道のりが面倒くさいのだ。たった数分と言うこともできるが、距離2倍という表現も可能。その程度の煩わしさ。

    そこで家の真南のダイエーで、食材を買うついでにビールを買うことになる。どうせならちゃんとしたアルコールを置いて欲しいものだが、残念ながら陳列されているのは韓国直輸入のあやしいビール(1本98円)だけだ。発泡酒より安いだけあって発泡酒よりまずいのだが、面倒くささと天秤にかけ、ついついそれを購入することになる。
    今日は「熊本産馬刺し」が半額になっていたので、ビールも買い物かごに入れる。と、売り場に立ち止まっていたおじさんが僕に声をかける。

    「このビール、どない?」
    「はあ、ぼちぼちですわ」
    僕はかごにそのビールを投げ入れたにもかかわらず、否定的なニュアンスで答える。そりゃ、嘘はつけない。
    「発泡酒、あるやんか。あれとどっちがうまいやろか?」
    「・・・、似たようなもんですねえ」
    発泡酒よりまずいと返答しなかったのは、購入者として精一杯の矜持だ。

    レジに向かいながら、こんな気分の悪い買い物をしたのも久しぶりだと悲しくなった。ちゃんとしたビールを気持ち良く満喫するためにも、これからはケース買いをしておこうと心に誓う、三連休最終日でした。

    連休中に買っとけばよかった。

  • 損な性分

    Date: 2001.10.07 | Category: A:Diary | Response: 2

    犬に噛まれる夢を見た。夜も更けて到着した旅館の玄関先で、足下にすくんでいた犬が、唐突に僕に襲いかかる夢。
    犬に噛まれる夢じたい、僕の夢レパートリーの中では頻度が高い。小さい頃遊んでいた犬に顎を噛まれるという悲惨なアクシデントに遭遇したことがあって、それ以来の犬嫌いが影響しているのだろう。

    よく見る夢のパターンを持っている人は多いんじゃないかと思う。小さい頃、幽霊の夢もよく見た。人通りもない薄暮の住宅街、下校の途中、必ず幽霊が待っているのだ。しかも同じ場所で。何度も同じシチュエーションが登場するので、夢の中で「そこにいるのは分かってるんだぞ!」と叫んだことがある。まったくストレスの多い夢だ。

    夢の意義は、未だに解明されたとは言えないのだそうだけど、僕にとっては現実の象徴化みたいなもんだ。夢の中でまで、ストレスを溜めこむこともなかろうと思うのだけれども。損な性分だ。

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