Archive for 12月, 2003
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フルーツシェイク featuring with 潮風
潮風を 頬に受け はーだーしーでー 駆けてく~♪
振り向けば 白い砂 わーたーしーの 足跡♪白砂青松ならぬ青椰子とくれば、真っ先に思い浮かぶのは『南の島のフローネ』の歌なんである。ハウス名作劇場世代だし。
今日は「Le Grand Blue」の姉妹店である「Jungle Bar」で、フルーツシェイクを飲んでいた。80バーツ(240円)。
こちらの物価からすれば随分な値段だけれども、日本では買えない景色と時間と、それに加えて肌をそよぐ潮風もついてくるんだ。 -
流れに逆らう舟のように
暮れなずむ海辺のレストランで、スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』を読了。
異国の浜辺で太陽に炙られながら読む本は、カミュの『異邦人』が僕のベストなのだけれども、夕暮れに限定すると『グレート・ギャツビー』だってなかなかのものだ。
ちなみにもう一冊帰路に読もうと持ってきた本があって、金子光晴の『マレー蘭印紀行』がそれだ。スノッブなチョイスは今に始まったことではないけれど、少しくらい高尚な書物の方が、見知らぬ土地には良く似合う。まあ、タイが未踏の地であるかどうかも微妙なところではあるのだが。陽が落ちて灯がともる刻限に、大きなスクリーンに目がとまってバーに入る。折角の大画面なのに、随分とひどいパンク・バンドのPVが延々と流れ続けているだけ。居酒屋よりも不味いジン・トニックを傾けながら、それでも飲み干すまで居座ってみる。それで、昼過ぎの台詞を思い出す。・・・
妙な味のするチーズをのせたピッツァを頬張りながら、連れ合いの愚弟が、常にハイテンションな僕を眺めながら、「よっぽど毎日不満が多いのか、それとも日本には追いかけるものが無いのか・・・」と、堪えかねるように呟いた。
・・・虚を衝く問いかけともいえぬ彼の言葉に、いささかうろたえながらもどうしてだろうと口篭もりながら、僕もその理由を考えてみた。理由が判れば苦労もしなくて済みそうなものだけれど、理由を探しながら生きてみるというのも、これはこれでしんどいものなのだ。さぞかし気楽に見えるんだろうけれど。
こうしてぼくたちは、絶えず過去へ過去へと運び去られながらも、流れに逆らう舟のように、力の限り漕ぎ進んでゆく。
スコット・フィッツジェラルド:『グレート・ギャツビー』よりとどのつまりが、愚弟が付き合いきれずに寝入ってしまって、倦怠な南国の夜なんである。一日に2回もネット・カフェに入り浸ってるんだから。
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イノセントシャコ貝
今日はスノーケリング三昧の一日。朝から夕方まで5回も潜るツアーで、食事付き450バーツ(1350円)。心もち以前より安くなっている気がする。
この島を最初に訪れたのは3年近くも前のことになるのだけれども、随分と浜寄りの珊瑚が白茶けて死んでしまっている。環境破壊なんだろうか。まあ、かくいう僕も洗顔フォーム持参でピピ島くんだりまで来ているので、破壊の一味みたいなもんだ。それでも沖は随分と綺麗な珊瑚が群生していて、そこかしこの珊瑚の脇っちょには色とりどりの口が開いたシャコ貝が鎮座している。とりあえずフィンの先っちょで突っついてみたりする無邪気なわたくし。貝の口が閉じると何故だか満足感100%の常夏の海。自然は人をイノセントにしてくれるものなのね。(ちょっと違う)
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My loving island.
ところ変わって、今はタイ南部のピピ島にいる。程よい便利さと海の綺麗さのバランスが良く、人生でもお気に入りのスポットの一つだ。
夕べは列車のチケットが取れず、夜行バスでバンコクから港へと向かったのだけれども、やはりバスと僕の相性は最悪。寝不足のまま下弦の月を眺めながら、夜行バスには中島みゆきが似合うなぁと、独り深夜のドライブ・インで呟いてみる。(連れの愚弟はすやすやだった)
ついでに、夜汽車に似合うシンガーを思い浮かべてみると、これはもう山下達郎だろう。ちなみに島に向かうボートに似合うのは、THE BOOMか井上陽水というのが、ちょっと偏狭な僕の推論。それで早速、今晩はア・ラ・カルトのタイ・キュイジーヌとしゃれこんでみる。「Le Grand Blue」なる、小洒落た港近くのレストラン。たった1500円でこんな旨いもの食べてたら、まあばちがあたること間違いなしってもんだ。海外で贅沢をするたびに、お爺ちゃんになった自分が孫かなんかに「昔は円が高くてなぁ、お爺ちゃんなんか毎年ぴぃぴぃ島(じま)に遊びに行ったもんじゃ」なあんて昔語りをしてる光景が浮かぶのは僕だけなんだろうか。こうみえたところで、意外に心配性なんである。
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常夏の12月
今、タイはバンコクにいる。・・・ついに海外blogだ。わーい。このごろは世界中日本人が行きそうな街には必ずといっていいほどネットカフェがあるので、便利なものである。非日常を求めながら、こうやってカタカタとキーボードを叩いてしまうそんな半袖のわたくし。
とはいえ、夜遅く騒いだにも関わらず、今朝はまことにさわやかなお目覚め。旅はやっぱり、体も心も癒してくれるんだろう。過ごした毎日の中で、損なわれ欠落している何かを埋めてくれる、旅の癒しとはそういう感覚だ。 -
地域通貨
今日は地域通貨の会合。模造紙前にするの久しぶり。
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子狸のように!
僕が毎朝乗っている路線のダイヤ改正があって、ついでにいつも乗る列車が増結されてやれ嬉しやである。ところがみんな今までどおりの先端(新しい編成の3両目くらい)までしか行列を作ることなく、ダイヤが変わったこともあまり意識せずにいるみたいなんである。
おう。これほどまでに人はルーティーンに埋没して、変化に対するリアクションを取ることなく過ごしているのね、といやらしいことを思いながらも、ダイヤが変わって車両が増えたの快速が速くなったのとわいわい騒ぐほう(僕のことだ)がマイノリティなのかもしれないと考えてもみる。
御堂筋を歩いていると、英会話のチラシやスポーツジムの勧誘リーフレットをしばしば受け取るのだけれども、貰うたびに「大人になったら通いたいねえ」と、何の違和感もなしに思ってしまうんである。・・・まあ、世間でいったら僕だって立派な大人のはずなのだけれども、この意識はいったいぜんたい何処から来るものなのであろうか。大人になれたらまだまだ増える楽しみがあると思いこんでいる、可愛らしい27歳だ。やれやれ。先行きのとっておきが多い方が人生幸せだもんねとポジティブシンキング、シンキング。
性分というのは変えようもないものか、と思えばげんなりもするけれど、しばらくは子狸のようにキョロキョロと生きてみることにする。今しばらくはご愛敬ってやつだ。
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