酒気帯び車椅子-中島らも

酒気帯び車椅子
★★★★☆
中島 らも (著) 集英社

中島らもの遺作。ヤクザに脅された商社マンが、結果家族を犠牲にし、そしてバイオレントなリベンジの終章に突入するというストーリー。筋書きが単純なだけに、そのシーンの

煙か土か食い物-舞城 王太郎

煙か土か食い物
★★★★☆
舞城 王太郎 (著) 講談社文庫

遅まきながら最近その存在に気付いた舞城王太郎のデビュー作。筆者らしいテンポのよい悪のりに近いほどの文体で、もはや謎を解くことも名探偵ぶりを主人公が発揮する

バビロンに帰る-スコット・フィッツジェラルド

バビロンに帰る―ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック〈2〉
★★★☆☆
スコット・フィッツジェラルド (著), 村上 春樹 (翻訳) 中公文庫

村上春樹訳のフィッツジェラルド、ということで、僕としては言うことのな

西ひがし-金子 光晴

西ひがし
★★★★☆
金子 光晴 (著) 中公文庫

愛する妻をパリに置いてマレー半島に行き、彼女の帰国旅費を絵描きとして稼ぎながらの心理描写、旅情風景を描いた作品。大方に知られるとおり、これは金子光晴とその妻森三千代