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	<title>俺なりのたわごと &#187; E:読書・映画・演劇</title>
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	<description>こうしてぼくたちは、絶えず過去へ過去へと運び去られながらも、流れに逆らう舟のように、力の限り漕ぎ進んでゆく。 - "The Great Gatsby", F. Scott Fitzgerald</description>
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		<title>1Q84-村上春樹</title>
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		<pubDate>Sun, 31 May 2009 15:11:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[A:Diary]]></category>
		<category><![CDATA[E:読書・映画・演劇]]></category>
		<category><![CDATA[Book]]></category>

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		<description><![CDATA[発売の数日前に知って、慌ててアマゾンで注文した村上春樹の新作「1Q84」。調べてみたら、村上春樹の新作は7年ぶりだった。2002年に「海辺のカフカ」を買ったときには、確かタイのナコーン・ラーチャシーマーという地方都市にで <a href="http://masahiro.morishima.jp/2009/06/01/1441/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>発売の数日前に知って、慌ててアマゾンで注文した村上春樹の新作「1Q84」。調べてみたら、村上春樹の新作は7年ぶりだった。2002年に「海辺のカフカ」を買ったときには、確かタイのナコーン・ラーチャシーマーという地方都市にでかけ、バスの中で読みふけった記憶がある。知らない土地で、知らない小説を（それも、希求する小説を）読むのはたえがたい愉楽だけれども、さすがに海外まで出かけるわけにはいかず、僕は近所の喫茶店と、内房線の車中で今作を読み始めることにしたのだった。</p>
<p><span id="more-1441"></span>面白い本、興味深い本を読むことと、村上春樹の本を読むことの大きな違いは、たぶんその疲労度にある。僕にとっては。</p>
<p>村上春樹の小説は、ただ僕に字面をなぞらせ、そして情景を思い起こさせ、感情を隆起させるだけにとどまらず、そのもう少し奥にある何かを揺さぶり続ける。長く「1Q84」を読んでいると、まるで格闘技のリングに上がり、パンチを浴び続けたような気分になる。それは彼が好きな小説家だというだけでなく、彼の小説が過去になんども僕を揺さぶったせいなのだろうと思う。</p>
<p>そういう小説家をひとり知っているということだけで、ずいぶんと人は救われるものだ。</p>
<blockquote><p><a href="http://bouen.morishima.jp/001167/index.html">海辺のカフカ</a><br />
８／１に読み始めた「海辺のカフカ」上下二巻をようやくに読み終えた。読み始める前は冷夏だったこの夏は、旧盆を前に猛暑にスイッチオンしている。それでもあと数日で軒端の風に秋を感じるようになるだろう。この十日ほどの間に起きたことは、私のそんなに短くもない人生のなかでも確かな記憶に残るものとなる確信がある。</p></blockquote>
<p>父が珍しく村上春樹を読んだときの日記だけれども、ここ数年の父の文章の中で、僕へもっとも好ましく響いた一文だ。<br />
身辺にいろいろとさざ波が立った時期がこの文章を生んだのか、それとも「海辺のカフカ」がそうさせたのかは分からないけれど、人を少しでも救う小説を父と共有できたとするならば、それもまた僕にとっての喜びに違いない。</p>
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		<title>壊れる男たち：金子雅臣</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2008/05/14/1151/</link>
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		<pubDate>Tue, 13 May 2008 15:37:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[E:読書・映画・演劇]]></category>

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		<description><![CDATA[どこかのブログにリンクが貼ってあったのにそそられて、Amazonマーケットプレイスで購入。
他人事として読めば、なぜこれほど愚かな行動を……と思う登場人物たちのステロタイプなセクハラにげんなりするのだけれども、いざ我が事 <a href="http://masahiro.morishima.jp/2008/05/14/1151/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>どこかのブログにリンクが貼ってあったのにそそられて、Amazonマーケットプレイスで購入。</p>
<p>他人事として読めば、なぜこれほど愚かな行動を……と思う登場人物たちのステロタイプなセクハラにげんなりするのだけれども、いざ我が事として省みれば、おそらく僕も、セクハラをしているに違いないと考えさせられる。<br />
もちろんいきなり誰かに抱きついたり、社内でストーキングをしたり二人きりの外食に誘ったりするわけではないけれど、例えば喫煙ルームや飲み会の席の微笑ネタとしての猥談に参加することはないのか、ジェンダー差別的な言動をすることはないのか、と言われれば自信がない。公にしているブログだとこういう書き方になるけれど、はっきり言えばしていたし、している。</p>
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tawagoto03-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4004309964&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" style="width: 120px; height: 240px" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" scrolling="no"></iframe></p>
<p><span id="more-1151"></span></p>
<p>そういった意識の底辺にあるものはやはりどこかでジェンダー差別のにおいがするし、上野千鶴子の言葉でなくても、多くの男性は常にハラスメントの加害者になりうるものなのだろう。残念なことに、男女を問わずセクハラのインナーサークルに入ることによって、妙な親近感を作るのが日本社会のありようではあるけれど。</p>
<p>話は百八十度変わるけど、それだけ「自分がいつセクハラの加害者になってもおかしくはない」空気の中で過ごしていると、万が一無実の罪を着せられたとき、誰もそれを助けてくれないんだろうなあ、と思う。女性の同僚が、友人が、あるいは恋人が僕を濡れ衣のセクハラやDVで訴えたとき、おそらく僕はそれに立ち向かうことはできない。だいたい女性の言い分が通るものだし、何よりも僕＝男はいつ顕在化した加害者になっても不思議はない環境なのだ。</p>
<p>痴漢の冤罪も恐ろしいとは思うけれど、ああいう事態が頻繁に起こりうるのも、男性一般が潜在的な加害者だからなのではないかと思う。そういう意味では、セクハラやら痴漢やらの冤罪は、僕ら男が全体で背負っている税金みたいなものだ。納得も理解もできないけれど、理屈としてはそういう風にも言える。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>中年童貞、電波男、セックスボランティア</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2007/10/30/1117/</link>
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		<pubDate>Tue, 30 Oct 2007 14:21:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[E:読書・映画・演劇]]></category>

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		<description><![CDATA[　　
続けざまに、上記の3冊を読了。特に意図はなかったのだけれども、連読して考えさせられた。
『中年童貞』は、「恋愛至上/資本主義の中で、キモメンたちはセックスどころか恋愛の機会すら与えられず年を重ねていく」という悲劇を <a href="http://masahiro.morishima.jp/2007/10/30/1117/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><iframe scrolling="no" frameBorder="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tawagoto03-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4594053858&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" marginHeight="0" marginWidth="0" style="width: 120px; height: 240px"></iframe>　<iframe scrolling="no" frameBorder="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tawagoto03-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4861990025&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" marginHeight="0" marginWidth="0" style="width: 120px; height: 240px"></iframe>　<iframe scrolling="no" frameBorder="0" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tawagoto03-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4101297517&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr" marginHeight="0" marginWidth="0" style="width: 120px; height: 240px"></iframe></p>
<p>続けざまに、上記の3冊を読了。特に意図はなかったのだけれども、連読して考えさせられた。</p>
<p>『中年童貞』は、「恋愛至上/資本主義の中で、<a target="_blank" href="http://blog.livedoor.jp/guideline/archives/50086840.html">キモメン</a>たちはセックスどころか恋愛の機会すら与えられず年を重ねていく」という悲劇をレポート（風）にまとめている。<br />
『電波男』は、「そんなキモメンたちの救いは二次元（＝アニメや漫画）だ！」と新しい萌えイデオロギーを説く。<br />
で、いちばん社会派な『セックスボランティア』は、セックスという人間が当たり前に持つ欲望と、障害者たちはどう向き合っていくのかについてのルポタージュ。</p>
<p>最初の2冊を読んだ時点では、そりゃ大変だなあとひとごとのように思っただけなのだが、『セックスボランティア』に出てくるいくつかの障害者向けセクシャル・サービスの事例を見ながら、ふと考える。<br />
<span id="more-1117"></span></p>
<p>キモメンがセックスできない理由は</p>
<ul>
<li>容貌が好まれないという先天的な要因</li>
<li>空気 <em>Ｋ</em> が読めない <em>Y</em> こと、恋愛のしかたがわからないという経験の問題</li>
<li>恋愛至上主義の中、自力でパートナーも見つけられない奴は負け組という社会的風潮</li>
</ul>
<p>こんなところに落ち着くが、同じ文脈で障害者の性を語ると</p>
<ul>
<li>障害という肉体的精神的なハンディキャップという先天的な要因</li>
<li>恋愛について教えられていない、出会いの機会がないという経験の問題</li>
<li>障害者の性に対する偏見、抑圧という社会的風潮</li>
</ul>
<p>構造はかなり近いものがある。のかもしれない（ここちょっと弱気）。</p>
<p>障害者にだってセクシャルな欲望はあるし、それを解決する手段は社会が用意せねばならないということが正であるならば、キモメンに対するそれだって、世の中にあってもおかしくはない。……『セックスボランティア』に紹介されたサービスを引用するかたちで例をあげれば、女性に相手にされないキモメン向けのセックスボランティア。風俗店のキモメン割引。キモメンに支給されるセックス助成金。キモメン向けセックス講座。</p>
<p>で、これらのキモメン支援制度が仮に実現したとして、社会的な合意は得られるのか。おおかたの反応は「そんなの自分で何とかしろ、ふざけるな」といったところなんじゃないか。たぶん僕も同じ反応をする。<br />
むしろ僕がキモメンであっても、ある日お役所へキモメン検査に呼び出され、晴れて「一級キモメン資格」をもらい、次の日からはキモメン風俗手当が助成されおうちにはセックスボランティアが来ることになったら、……これは激しく傷つくことよ、と思う。</p>
<p>で、元に戻って障害者向けのセックス支援制度も否定するのかといえば、僕はとたんにわからなくなる。わからなくなるのは、キモメンは努力で何とかなると思っているからなのか、あるいは、僕の中でどこか「五体満足（キモメン含む）」と障害者のあいだに一枚の壁があるから、のどちらかなのだろう。</p>
<p>どちらにせよ、僕はキモメンではない（…と信じてちっぽけに生きてます）し、おかげさまで五体も不自由なところがない。想像からも経験からも遠いところにいる人間が、答えを理屈で割り切って出すのは難しい。性の問題は個別差が大きく、自我や自尊にかかわるだけに、しばらくは解決（＝社会的な合意）が難しいだろう。<br />
と、やっぱり最後までひとごとのまんまで、どこか後味が悪い。面白半分のつもりはないけれど、書いてしまうと興味本位のエントリーだ、とうけとられてもしかたがない内容。</p>
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		<item>
		<title>アジア語楽紀行　旅するタイ語</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2007/02/15/1051/</link>
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		<pubDate>Fri, 16 Feb 2007 07:04:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[E:読書・映画・演劇]]></category>

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		<description><![CDATA[以前NHK教育テレビでやっていた「アジア語楽紀行」というシリーズをたまたま知り、再放送でベトナム編を見た。
そのとき以来これの「タイ語編が見たいなあ」と思っていたけれど、DVDで出ていたので迷わずAmazonに注文を。ワ <a href="http://masahiro.morishima.jp/2007/02/15/1051/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>以前NHK教育テレビでやっていた「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&amp;keywords=%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E8%AA%9E%E6%A5%BD%E7%B4%80%E8%A1%8C&amp;tag=tawagoto03-22&amp;index=dvd-jp&amp;linkCode=ur2&amp;camp=247&amp;creative=1211">アジア語楽紀行</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=tawagoto03-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" />」というシリーズをたまたま知り、再放送でベトナム編を見た。<br />
そのとき以来これの「タイ語編が見たいなあ」と思っていたけれど、DVDで出ていたので迷わずAmazonに注文を。ワンクリックで買えるこの便利さ。</p>
<p>で、今日おうちに帰ってきたらDVDが届いていた。やったー。さっそく封を開け、これから鑑賞の予定。<br />
<span id="more-1051"></span><br />
タイにはもう7、8回訪れているのだけれど、いまだにタイ語はほとんど喋れない。あれだけ好きで好きでしかたのない国なのに、知っている単語は</p>
<p>・コップン・クラップ（ありがとう）<br />
・サワディー・クラップ（こんにちは）<br />
・タオライ？（いくら？）<br />
・アローイ（おいしい！）<br />
・マイペンライ（ノープロブレム。これは言われるばっかだな）<br />
・あとはトムヤムクンとかカーオ（米）など料理や食材の名前</p>
<p>さすがにひどい。いくら語学が苦手だからと言って、もう少し現地語でコミュニケーションを取りたいものだ。観光地しか行かないし英語で特に不自由はないのだけれど、食堂のおばちゃんやタクシーの運ちゃんに、片言でいいから話しかけられるようにしたい。僕の通勤するオフィスは六本木にあり土地柄外国人も多いのだけれど、旅行者でもわりに日本語で道を聞く人もいる、というのを日々見ているせいもある。郷に入っては、という気持ちもあるし、ボられることも少なくなろうという実利もありそうだしな。</p>
<p>というわけで、次のタイ旅行は「タイ語でタクシー」「タイ語でディナー注文」を目標にしたいと思います。</p>
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		<item>
		<title>Next generations</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2007/01/10/1022/</link>
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		<pubDate>Thu, 11 Jan 2007 06:04:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>
		<category><![CDATA[E:読書・映画・演劇]]></category>

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		<description><![CDATA[最近読んだ本にアタリが多くて嬉しい。
山本弘の「神は沈黙せず」に塩野七生「ローマ人の物語：ローマ世界の終焉」の2作。
前者は本格SFで、仮想通貨と電脳が発達した近未来、不思議な事象が頻発しはじめる、のが小説世界。その中で <a href="http://masahiro.morishima.jp/2007/01/10/1022/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>最近読んだ本にアタリが多くて嬉しい。</p>
<p>山本弘の「神は沈黙せず」に塩野七生「ローマ人の物語：ローマ世界の終焉」の2作。</p>
<p>前者は本格SFで、仮想通貨と電脳が発達した近未来、不思議な事象が頻発しはじめる、のが小説世界。その中で生命シミュレーションゲームを開発していた主人公の兄が、進化の不自然さと現在起こっている世界の「誤謬」の関連に思い至り、自分たちの生きる世界は……、という話。<br />
<span id="more-1022"></span><br />
ネタバレで言ってしまえば世界はバーチャルだった、ということだけれど、哲学や認識論に惹かれた人間にとってはぞくぞくするくらい興奮する。その舞台設定のディティールはあくまでも小説本筋のバックグラウンドにすぎないけれど、この本が数年前に書かれたことを考えれば、ある種の預言的な精緻さを感じる。<br />
「ポケタミ」と呼ばれる小型情報端末に通信機能、データストレージ、そして企業連合体が発行する仮想通貨が格納され、不況と経済失政に苦しむリアル世界と、そこから一歩離れた安定仮想世界のスキームが存在するという二重性。その中でこそ、実は世界はバーチャルな存在だった、というメインテーマが浮かびあがることができる。</p>
<p>後者はローマ世界通史を描いた塩野七生の有名作の結巻。まだ読みかけだけれど、ローマ世界がなぜ崩壊したかが描かれた内容、そして著者が忖度するローマ人の心情は、現代日本のそれに通じる。メタファーでありながら、比喩を超えたリアリティーが見えるのは僕だけだろうか。</p>
<p>この2冊、前者はSF後者は歴史小説と毛色は違うけれど、次代を考える示唆に富む小説だというのが僕の実感。少なくとも今後の20年間、世界のキーワードは「仮想」と「崩壊」になるんだろうな、と、あらためて実感した。その中で新しい価値観と権力とスキームが、たぶん産まれる。</p>
<p>そんなの、ベルリンの壁崩壊と湾岸戦争から言われていた。ネット普及と9.11以降は誰もが口にしていた。でも、それを実感として感じている人はどれくらいいるんだろう。今年は2007年だけれども、20年前の1987年、まだ東側共産圏はしばらく続きそうで、日本はバブル景気に酔っていて、コンピュータはやっとMacintosh IIがでたところ。20年後の将来がこんなになるって、誰も信じていなかった（冷戦が終われば『最後の平和』がくるくらいに楽観していた）。</p>
<p>そして、それからの20年は「戦後」「冷戦」「秩序」「高度成長」「自由」などに代表された時代がゆっくりときしんでいく時間だった。<br />
その20年を、自分自身が過ごした時間に重ねてみる。僕たちは「狭間の世代」と呼ばれるけれど、それは、個人としての成長期を、このゆるやかな崩壊の時代に過ごしたことからくる心地悪さ、だったんだろうな、と思う。エアポケット＝狭間で成長した世代なのだ。<br />
だけれど、たぶんこれからの20年（そのときにはもう50歳の超おじさんだ）は、「はじまりのはじまり」の時代に生きられる。考えてみれば、そういうパラダイム・シフトの歴史に生きられるっていうのは素敵だ。エキサイティングだ。</p>
<p>そう思えば、この不確定で不安な時代も悪くないな、って気になる。明治維新とかフランス革命のど真ん中で生きているのとおんなじだ。楽しんでみようじゃないか。</p>
<p>…僕に何とか見えているそのキーワードが「仮想」「崩壊」ってところが、ちょっとひっかかるんだけれども、ね。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
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		<title>ゲド戦記</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2006/08/17/930/</link>
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		<pubDate>Thu, 17 Aug 2006 09:02:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[E:読書・映画・演劇]]></category>

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		<description><![CDATA[ゲド戦記を見に行った。さんざん酷評されているので、まずはいいと思ったところを箇条書き。
・茫洋たるアースシー世界のテクスチュアは、冒頭の旅のシーンなどでよく描けていたのではないか。
・活字（原作）の重要なファクターである <a href="http://masahiro.morishima.jp/2006/08/17/930/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ゲド戦記を見に行った。さんざん酷評されているので、まずはいいと思ったところを箇条書き。</p>
<p>・茫洋たるアースシー世界のテクスチュアは、冒頭の旅のシーンなどでよく描けていたのではないか。<br />
・活字（原作）の重要なファクターである「影」を具現化していることは、原作から入った人間がさまざまに想像したそれに対して一種の結論になっている。</p>
<p>・・・いいところはこれくらいか。逆にどうかしら、と思ったのは</p>
<p>・原作を読んでいない人間にとっては、断片的なエピソードのパッチワーキングが冗長で散漫。<br />
・ゲドの顔の傷、レバンネンの「親殺し」、テナーの過去、竜の存在、すべてが物語世界観にとって重要なファクターにもかかわらず、まったくその伏線がいかしきれていない。<br />
・ゲドとレバンネンのどちらの物語にしたいのかよく分からない。二人を対比させるにしても中途半端。レバンネンにゲドの少年期のエピソードを入れたりしたせいで、ゲドの人物構築が薄っぺらい、<br />
・あれだけのスタッフと外部協力を得て、あのレベルの作画とアニメーションかぁ・・・。</p>
<p>以上、原作を読んだ人間が「映像化された原作世界に興じるだけのおまけ」なら合格点だけど、作品単体としてはどうなのよ、というレベル。確かに、これはひどい。作品がひどいわりには楽しかったけれど、繰り返しになるが僕が原作を読んでいたからだろうな。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>村上春樹論-小森陽一</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2006/05/18/877/</link>
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		<pubDate>Fri, 19 May 2006 07:23:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[E:読書・映画・演劇]]></category>

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		<description><![CDATA[村上春樹論 『海辺のカフカ』を精読する
★★★★★
小森陽一(著)　平凡社新書


著者は、「癒し」という文脈で無条件に読者が受け入れる「海辺のカフカ」を批判する。批判の根拠は
・戦争（ナカタさんの記憶）とレイプ（カフカ <a href="http://masahiro.morishima.jp/2006/05/18/877/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582853218/tawagoto03-22">村上春樹論 『海辺のカフカ』を精読する</a><br />
★★★★★<br />
小森陽一(著)　平凡社新書<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582853218/tawagoto03-22"><br />
<img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4582853218.09.MZZZZZZZ.jpg" /></a></p>
<p>著者は、「癒し」という文脈で無条件に読者が受け入れる「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101001545/tawagoto03-22">海辺のカフカ</a>」を批判する。批判の根拠は</p>
<p>・戦争（ナカタさんの記憶）とレイプ（カフカ少年の無意識その他）を無条件にリンケージさせ、それをあらがえない仕方のないもの、と正統化している。<br />
・オイディプス神話を換骨奪胎し、父殺しの必然性を消し天皇制が戦後も存続した欺瞞を消却している。<br />
・佐伯さんの死と日記の焼却、そして先生の懺悔によって、全ての「罪」を女性性に押しつけている。<br />
・極めてレトリカルな歴史の描き方と、歴史との瞬間的にすぎない（そしてすぐ読者に忘却させる）リンクの散在によって、歴史の忘却と捏造を読者に刷り込んでいる。<br />
・父親がかけた「呪い」から逃げようとしながらついに「成就」してしまうカフカ少年を通じて、権威主義的な必然論を肯定している。</p>
<p>と要約できよう。<br />
そして著者はこの小説を「処刑小説」とネーミング。処刑されるのは罪もない女性であり、改竄されるべきではない歴史であり、運命に抗う近代的自己、ということになるのだろう。著者の論旨に従えば。<br />
テクストの読み方としては、そうとう面白い解析本だと思う。久しぶりに知的興奮を呼び起こしてくれる一冊であることは間違いない。</p>
<p>ただ、村上春樹がストレートに著者のいう文脈でこの小説を書いたかどうかには大いに疑問が残る。村上春樹の最近の著作では、明らかに戦争、暴力、レイプ、無意識の深淵というところにテーマがあたっており、単純にそれを諦めとして描くだけの小説家では、彼はないだろう。<br />
これだけ論旨明快な著者が、ここまで村上春樹を批判するのは、よっぽどただの「ハルキ＝癒し」ブームが癪に障ったか、あるいはよっぽど村上春樹が嫌いかのどちらかなんだろうな、と思う。前者は僕も同意なんだけどね。</p>
<p>村上春樹はこの小説を通して、主人公の上を無慈悲に通り過ぎる運命をアイロニーたっぷりに描き、読者にある種のやるせなさを与えることで何かを考えて欲しかったのではないだろうか。その上で、とりあえず未来に向かって進んでいくカフカ少年（とナカタさんやホシノくん）を通じて、どれだけ便宜的で犠牲が多くとも、進むことが大事なんだと言いたいのではないだろうか。</p>
<p>僕は著者ほど左翼でもなく、かつハルキストなので、そこまで言わなくてもいいじゃないの、しかし著者の言いたいことや村上文学のテクストを理解する上では面白い本だなあ、で、ハルキさんはどう考えて書いたんだろう、とか脇道へそれる思索に手を休めながらも、一気に読んだ。あくまでも個人的な所感を言うと、「分析は大変面白く鋭い示唆となっているが、（たぶん）著者がハルキ嫌いなので村上春樹が悪意に曲解されているなあ」というところ。</p>
<p>でも、おすすめです。戦後日本の集合無意識について考えてみたいなら、「海辺のカフカ」を2度読んでから、この批評を読んでみるのがおすすめか。もちろん、春樹ファンとして。</p>
<p>（関連）<br />
で、あんまりまだblogな書評がないんですね。</p>
<blockquote><p>
<a href="http://aboutagirl.seesaa.net/article/17843064.html">Lエルトセヴン7 第2ステージ</a></p>
<p>まあたしかに僕も、村上春樹の『海辺のカフカ』は偏りのある小説だと思うし、けっしておもしろいとは思わないのだけれども、かといって、ここでの小森陽一の批判もずいぶんと偏っているように感じられ、<br />
（中略）<br />
だからといって、どちらが正しいのかというわけではなく、そのような種々の問題が一元化されないことにこそ、本質的な問題があるのだとすれば、そりゃあ断片ばかりが目に立つ『海辺のカフカ』のような小説は、この時代の、「ぼく（わたし）っていったいなに」系の意識の揺らぎを大事にするタイプの読み手には、構造上の必然として、まあうまくあたるに違いない、のである。</p></blockquote>
<p>納得できるお話。著者の文脈は悪くないけどちょっと偏向だよね、というところと、読み手のある種の「主観的な浅さ」両方とも問題があるんだろうなあ。村上春樹の偏りについて真面目に書くと大変なのですが、「アンダーグラウンド」あたり以降の「転向」についてはもうみんな語っているので省略。</p>
<blockquote><p>
<a href="http://blog.so-net.ne.jp/friedmund/2006-05-11-2">so reich durch dich&#8230;</a></p>
<p>それを単純に〈癒し〉だと受け取った読者に対する批判でもあるが、やはりそれを小説にした村上春樹に対する痛烈な批判でもあろう。<br />
（中略）<br />
■実際、『海辺のカフカ』という小説は、<br />
村上春樹の過去の作品の寄せ集めであり、自己模倣の極致ともいうべき作品だ、というのがぼくの評価である。<br />
言い換えれば、作家としての限界を露呈しているともいえるだろう。<br />
にも関わらず、世界的に評価が高い意味や理由というのは、昨今盛んに論じられているところだが。</p></blockquote>
<p>こちらではわりとこの批評に好意的。（「海辺のカフカ」の）読者批判というのはまったく同感。で、「転向」以後こそ村上春樹の世評が高いのはなぜか、という点については、まあウケそうなマクロ的世界観に踏み込んだからなんだろうけれど、しかしハルキ好きにとってもアンチにとっても、微妙に納得がいっていないところもしかり。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>上海の西、デリーの東-素樹 文生、マレー蘭印紀行-金子光晴</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2006/02/01/849/</link>
		<comments>http://masahiro.morishima.jp/2006/02/01/849/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 01 Feb 2006 10:18:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[E:読書・映画・演劇]]></category>

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		<description><![CDATA[齢三十に近づいても、実はいまだに心のどこかで「深夜特急」にあこがれ、アジアな旅行の話となれば喃喃としてやまない僕だ。
旅行記なかんずくバックパッカー系は本当に当たりの本が少ないのだけれども、「深夜特急」「ASIAN JA <a href="http://masahiro.morishima.jp/2006/02/01/849/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>齢三十に近づいても、実はいまだに心のどこかで「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101235058/tawagoto03-22">深夜特急</a>」にあこがれ、アジアな旅行の話となれば喃喃としてやまない僕だ。</p>
<p>旅行記なかんずくバックパッカー系は本当に当たりの本が少ないのだけれども、「深夜特急」「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101439214/tawagoto03-22">ASIAN JAPANESE</a>（小林紀晴）」「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022607742/tawagoto03-22">印度放浪</a>（藤原新也）」の名著3冊以外に、これは、と思う本が以下。基準は単純で、「自分が旅しているときに読んで、なおかつ面白いか、どうか」。今旅に出ている人間に読ませてなおかつ本の中の車窓に引き込める筆力って、そうはなかなかない。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101274215/tawagoto03-22">上海の西、デリーの東</a><br />
★★★★★<br />
素樹 文生(著) 新潮文庫<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101274215/tawagoto03-22"><br />
<img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4101274215.09.MZZZZZZZ.jpg" /></a></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122044480/tawagoto03-22">マレー蘭印紀行</a><br />
★★★★★<br />
金子 光晴(著) 中公文庫<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122044480/tawagoto03-22"><br />
<img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4122044480.09.MZZZZZZZ.jpg" /></a></p>
<p>前者は同時代的なシンパシーをもって、上海→デリーの旅を描いている。特にインドに入ってから、明らかに筆致が変わるところが、インドに行った人間としてとてもわかるのだ。そのシンクロニシティーは言葉につくしがたい。<br />
後者も名著だけれど、この本はやっぱり日本のカフェなどではなく、やっぱりマレーのコテージの、薄暗い電灯の明かりの下で蚊を追い払いながらタバコを吹かしながら読むのがいい。</p>
<p>馬鹿な話だけれども、旅をするという楽しみの中には、僕のばあい本を読むことがかなりの割合で含まれている。いつしかから。個人的には、カミュ、フィッツジェラルド、ヘミングウェイが三傑で、日本の作家ならやっぱり村上春樹だと思うのだけれども、旅路の宿で、放浪を描いた珠玉の作品を味わうのも、またかえがたい愉悦。旅の夜に放浪を想うなんて、ちょっとシュールで哀しくていい、じゃないか。</p>
<p>こんなことを考えながら、今夜も陋屋で僕は旅先でページをめくる何ともいえぬ喜びを想像しながら、追憶しながら、これらの本を読んで、そして夜が更けていく。</p>
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		<title>S60チルドレン（全4巻）</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2005/08/24/794/</link>
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		<pubDate>Thu, 25 Aug 2005 07:45:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[E:読書・映画・演劇]]></category>

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		<description><![CDATA[S60チルドレン
★★★★★
川畑 聡一郎 (著) イブニングKC

　　　
僕が小学生だったのは昭和58年から平成元年＝昭和64年までのあいだ。この漫画はまさに僕のショーガクセイライフと同時代のもので、読みながら思わず <a href="http://masahiro.morishima.jp/2005/08/24/794/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063520587/tawagoto03-22">S60チルドレン</a><br />
★★★★★<br />
川畑 聡一郎 (著) イブニングKC</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063520587/tawagoto03-22"><br />
<img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063520587.09.MZZZZZZZ.jpg" /></a>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406352079X/tawagoto03-22"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/406352079X.09.MZZZZZZZ.jpg" /></a>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063521052/tawagoto03-22"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063521052.09.MZZZZZZZ.jpg" /></a>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063521192/tawagoto03-22"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4063521192.09.MZZZZZZZ.jpg" /></a></p>
<p>僕が小学生だったのは昭和58年から平成元年＝昭和64年までのあいだ。この漫画はまさに僕のショーガクセイライフと同時代のもので、読みながら思わずシンクロしてしまう。<br />
この漫画は小学校4年生のリアル日常を描いていて、喧嘩とかちょいグレとか、あるいはクラブ活動やささやかな初恋など、いちいち読みながら思い出を追憶する。そう、小学生にだって面倒くさい世間とか日常はいろいろあったし、思い悩むことだって多かった。そんなに今と変わりゃしないさ、と、読み終えてポジティブなんだかネガティブなんだか分からない感想をいだく今日このごろ。</p>
<p>■ネット上の書評・・・すごく評判がいいのに、連載終了なんだよなあ。残念。<br />
<a href="http://sto-2.que.jp/ndiary/2004/03/200403121.html">第弐齋藤　土踏まず日記</a><br />
<a href="http://blog.livedoor.jp/syuuuuys/archives/6687983.html">ordinary days</a></p>
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	</item>
		<item>
		<title>電車男（映画版）</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2005/06/07/768/</link>
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		<pubDate>Wed, 08 Jun 2005 06:38:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[E:読書・映画・演劇]]></category>

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		<description><![CDATA[
B級だと思い、期待せずに観に行った。・・・が、これが面白いんである。ネタバレになるけれど、最後のクライマックスでアキバの電脳ネオンを背景に電車男とエルメスがキスするシーン、クリストファー・ドイルのカメラワークみたいで感 <a href="http://masahiro.morishima.jp/2005/06/07/768/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img alt="denshaotoko.jpg" src="http://masahiro.morishima.jp/wp-content/img/denshaotoko.jpg" width="250" height="60" /></p>
<p>B級だと思い、期待せずに観に行った。・・・が、これが面白いんである。ネタバレになるけれど、最後のクライマックスでアキバの電脳ネオンを背景に電車男とエルメスがキスするシーン、クリストファー・ドイルのカメラワークみたいで感動します。あの光景は、現代日本の恋愛映画シーンとして白眉だと思う。</p>
<p>映画は途中から2ちゃんねるを離れ、独自のラブストーリになるのだけれど、それも悪くない。いわゆる王道恋愛映画なので、2ちゃんねらー以外でも違和感なく鑑賞できるだろう。</p>
<p>あとは2ちゃんねるで有名な</p>
<p>　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣<br />
　　　　　　　| アパム！アパム！弾！弾持ってこい！アパーーーム！<br />
　　　　　　　＼＿＿＿＿＿　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　∨<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣ ＼ ﾀﾏﾅｼ<br />
　　　　　　/＼　　 　 ＿. ／ ￣￣＼ 　|＿＿＿__.|　　　　 ／￣＼<br />
　　　　 ／|￣￣|＼/_ ヽ |＿＿＿_　|∩（・∀・；||┘　　|￣￣|￣￣|<br />
　　　／￣￣|￣￣|￣|　 （´д｀； ||┘ ＿ユ_II＿＿＿　|￣|￣￣|￣￣|<br />
　　 /￣￣|￣￣|￣￣|￣|（　”　つつ[三≡＿[&#8212;-─ﾟ　 ￣|￣￣|￣￣|<br />
　　/￣|￣￣|￣￣|￣￣|￣|　⌒＼⌒＼ 　||　 /￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|<br />
　/￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|￣］　＼＿）＿）..|||　|￣|￣￣|￣￣|￣￣|￣￣|￣￣ </p>
<p>こんなAAがリアル実写されていたけれど、2ちゃんねらーじゃないと、『爆撃』なんてわからないだろうな。</p>
<p>※独身板の『爆撃』とは、独身男＝毒男にぐさりとささる幸せ報告のこと（たぶん）</p>
<p>逆に「おまいら」とか「ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!」とか「もちつけ」とかの独特な2ちゃん用語は基本的にあっさりと流されている。画面上のキャプションは『おまいら』でも、発声は『おまえら』だったり。このあたりは一般人カスタマイズなので仕方がないけれど、あの独特なテキストで構成された雰囲気があってこその2ちゃんねるなんだなぁ、とあらためて感じた。</p>
<p>ちょっと心残りなのは、<a href="http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/index.html">原作</a>（？）での二段クライマックスを形成していたエルメスが電車男にせがむ「大人のキス、できる？」って台詞がカットされていたこと。うーん、あのシーンこそエルメスがのぞかせる大人の女、だったのに。残念。</p>
<p>『電車男』オフィシャルサイト：<a href="http://www.nifty.com/denshaotoko/">http://www.nifty.com/denshaotoko/</a></p>
<p>電車男まとめサイト：<a href="http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/">http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/</a></p>
<p>参考：<a href="http://blog.drecom.jp/excite/archive/1604">オタクvsメトロセクシャル</a>（モテゼミ）</p>
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