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	<title>俺なりのたわごと &#187; B:マジメな話</title>
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	<description>こうしてぼくたちは、絶えず過去へ過去へと運び去られながらも、流れに逆らう舟のように、力の限り漕ぎ進んでゆく。 - "The Great Gatsby", F. Scott Fitzgerald</description>
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		<title>投資信託についての雑感</title>
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		<pubDate>Mon, 05 Jul 2010 16:00:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[A:Diary]]></category>
		<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>

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		<description><![CDATA[残念ながら、ほんとうに雀の涙ていどなのだけれども、こう見えて投資などをやっている。投資信託だけですが。
株は個人の小金でやるとせいぜい数社分しか買えないので特定企業の業績に左右されすぎるし、外貨預金はリターンがしょせん利 <a href="http://masahiro.morishima.jp/2010/07/06/1931/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>残念ながら、ほんとうに雀の涙ていどなのだけれども、こう見えて投資などをやっている。投資信託だけですが。</p>
<p>株は個人の小金でやるとせいぜい数社分しか買えないので特定企業の業績に左右されすぎるし、外貨預金はリターンがしょせん利子だけのくせに為替リスクを取らなければならないし、FXやら先物やらはただのバクチだし、金投資は何の利益も生まない退蔵だし、ということで投資信託に落ち着いている。もうちょっとお金があれば<a href="http://allabout.co.jp/finance/gc/13602/" target="_blank">ETF</a>でもやりたいところだけど、毎月数万円だと、やっぱり単元額の低さから投信になる。</p>
<p>投信を買い始めてからもう６、７年になるけれど、ほんとうに最初は何がなんだかわからなかった。何となく毎日値動きがあるので楽しいね、という感覚。BRICSやら資源国やら、日経新聞に出てくるワードに投資できる！…と、まあまあ能天気な投資家だったんである。それでも当時は好景気だったのである程度含み益が出ていたけれど、リーマンショックでインド株ファンドが半額になったり、痛い目にあって撤収。</p>
<p>人間オノレのカネで痛い目を見ると勉強もするもので、それからようやく投資信託の勉強を始めた。結果的に、投資信託なんてほとんどは手数料をかすめ取るインチキビジネス、と言って悪ければ非常に確率の低い賭けをするディーラーにチップを払ってやっているもんだ、ということを学ぶ。これ、つまり手数料の高いアクティブ・ファンドのこと。市場は巨視的に見れば合理的な存在であり、その成長期待を織り込むのは株式指数に代表される「市場全体」そのものという考え方に立てば、インデックスを構成する銘柄を、その構成比率どおりに購入するインデックス・ファンドのほうが、手数料が低く成長曲線に近似する。という理屈は「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%A1%97%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC-%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%AE%E4%B8%8D%E6%BB%85%E3%81%AE%E7%9C%9F%E7%90%86-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3-%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/4532352606/" target="_blank">ウォール街のランダム・ウォーカー</a>」というベストセラーに書いてあるとおり。</p>
<p><span id="more-1931"></span></p>
<p>実際最近は僕の投資のほとんどはインデックスファンドが対象になっていて、決めるのは投資先のポートフォリオ（先進国か新興国か国内か、株式か債券か）くらい、探すときには純資産額の多寡と信託報酬の低さに着目するだけ。いろんな人が言っているとおり、インデックス投資って退屈なもんです。おまけに最近は「STAMシリーズ」と「e-maxisシリーズ」という、大変優秀なファンドが出てきたせいで、ファンドもほとんど選ぶ余地もない。</p>
<p>多くの人が株式直接投資やアクティブファンドに走るのは無知もあるけれど、この退屈さが「投機」感をいっさいかもし出さないことにも遠因があるのかな、と思う。まだまだ日本では「株でうまくやれば一攫千金」なノリの人が多いので、指数どおりの値動きしかしないものを買う気にはならないんではないか、と思う。まあ、そういう人が多ければ多いほど、結果的に市場がいろいろ動いて、インデックス投資家は「市場均衡を目指すそんな値動き」にただ乗りできるんだけれど。</p>
<p>ということで、ほかのいろいろな金融商品と比較して、「なぜ投資信託（なかんずく、インデックスファンド）を買うのか」という質問に、自分なりの回答を返せるようになるのに、数十万円と数年の時間という授業料を費やした。負け惜しみだが、こういう授業は若いうちに受けておいて良かったなあ、と思う。僕、資産は少ないけれど、知恵は多少身についたよ。えへん。</p>
<p>…で、今その投資がきちんとプラスになっていればいいのだけれど、最近の株安に加え、円高の急伸で円換算した外国株ファンドが絶賛値下がり中。将来は絶対超円安になると賭けている、と言い聞かせつつ、気持ちが浮つくにはかわりない。含み益のほとんどが新興国株投信（しかもアクティブファンド…）というに至っては、もう今まで書いた文章の説得力がすべてなくなってしまうていたらくなのだけれども。</p>
<p>そして、この賭けの払い戻しは、老後になって初めて分かる種類のものである。<br />
三十を過ぎてしみじみ思うのだけれども、資産形成が成功だったか失敗だったかは、老後にならないと分からず、やり直しもきかないという、まことに切ない話なんだなあ、ということ。人生のバランスシートなんて、最後に1円のプラスで上がれればいいや、と、こういうエントリーを書くとそう思ったりもする。</p>
<p>（参考）</p>
<ul>
<li><a href="http://allabout.co.jp/finance/gc/8421/4/" target="_blank">つまらない人ほど運用が上手い！？-つまらない11：アクティブファンドは買わず、インデックスファンドを買う</a></li>
<li><a href="http://lounge.monex.co.jp/pro/vanguard/2008/06/02.html" target="_blank">バンガード・海外投資事情-第274回 インデックスファンド　VS　アクティブファンド、あなたはどっち？</a></li>
</ul>
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		<item>
		<title>Google甘いか苦いか</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2008/08/06/1163/</link>
		<comments>http://masahiro.morishima.jp/2008/08/06/1163/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 05 Aug 2008 15:53:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>

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		<description><![CDATA[Google Mapsに「ストリートビュー」機能が追加された。
見てみると、僕が学生時代を過ごした神戸の街もしっかり対応している。よせばいいのに、昔を思い出しながら、しばらくキーボードをかちかち、画面をくるくるさせて見て <a href="http://masahiro.morishima.jp/2008/08/06/1163/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://maps.google.co.jp/" target="_blank">Google Maps</a>に「ストリートビュー」機能が追加された。</p>
<p>見てみると、僕が学生時代を過ごした神戸の街もしっかり対応している。よせばいいのに、昔を思い出しながら、しばらくキーボードをかちかち、画面をくるくるさせて見ていた。<br />
あの懐かしい光景をモニタ越しに眺め続けると、いつのまにか脳裏には山崎まさよしの「<a href="http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/213131/Y011908" target="_blank">One more time , One more chance</a>」がリフレイン。たまらず、ほんとうに<a href="http://jp.youtube.com/watch?v=Tvos4SDJacU" target="_blank">Youtubeで山崎まさよし</a>を聞く。 僕の胸に、ちょっと苦しいものがこみ上げてきて、そして少し涙ぐむ。</p>
<p>あのときがそのままここにあるわけではないけれど、あのときへの引き出しならば、間違いなくここにある。目の前のモニタに。手の届くところに。</p>
<p>と、ここまでは良い話なのだけれど、ちょっと冷静になって考えてみれば、まことにGoogle帝国の怖いことよ。<br />
彼らは検索連動やコンテンツマッチで僕のニーズを知り、それからMapsやモバイルで場所を把握する。<br />
次に来るのは時間。いつ、なにをしていたか。その次は感情。僕が夜更けにバラードを聴きながら神戸の地図を見ていたことも、きっと彼らはいつかパターンナイズしていくのだろう。</p>
<p>僕の思考様式というモノ、いつかGoogleのサーバによって解析されることになるのかもしれない。</p>
<p>10年くらい経ったら、辛いときにはいきなり神戸の昔のストリートビューが画面に表示され、山崎まさよしが流れる時代になっちゃうのかもしれない。それが便利なのか、はたまた帝国がココロの内面に進軍することなのか。僕たちはまだ無自覚なまま、あまりの便利さに流されて自分を売り渡す日々を過ごしているのかもしれない。そんなわけで、今日僕は、はじめて奴隷の快楽をまざまざと思い知ったのであった。</p>
<p>…あれ、甘酸っぱい話を書いていたはずが、いつの間にかほろ苦い未来になっている。</p>
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		<item>
		<title>氷河期後の格差</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2008/06/27/1160/</link>
		<comments>http://masahiro.morishima.jp/2008/06/27/1160/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 26 Jun 2008 17:34:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>

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		<description><![CDATA[「プレカリアート」雨宮処凛著と「『婚活』時代」山田昌弘、白河桃子著を続けて読了。
正直内容そのものは今さら感の漂うていどのものが多かったけれど、あらためてモノを考えるには、ちょうど良い連鎖のタイミングで続け読みしたなあ、 <a href="http://masahiro.morishima.jp/2008/06/27/1160/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4862481981?ie=UTF8&amp;tag=tawagoto03-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4862481981">「プレカリアート」</a>雨宮処凛著<img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=tawagoto03-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4862481981" style="border: medium none  ! important; margin: 0px ! important" border="0" width="1" height="1" />と<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4887596235?ie=UTF8&amp;tag=tawagoto03-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4887596235">「『婚活』時代」</a>山田昌弘、白河桃子著<img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=tawagoto03-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4887596235" style="border: medium none  ! important; margin: 0px ! important" border="0" width="1" height="1" />を続けて読了。</p>
<p>正直内容そのものは今さら感の漂うていどのものが多かったけれど、あらためてモノを考えるには、ちょうど良い連鎖のタイミングで続け読みしたなあ、と思う。</p>
<p>「プレカリアート」では、格差社会における冷酷な自己責任論が貧困を産み出したというのが主旨のひとつになっており、「『婚活』時代」では、若年男性の低所得化が非婚率上昇の一因であるという。<br />
足し合わせてみれば格差発生→貧困到来→未婚増加、というわかりやすい一本フローになっており、今の若年層が抱える生活の問題点が分かりやすくなる。僕の所感では、それぞれのタームで発生した不安が、さらに互いに増幅させあっているのではないか、とみえる。</p>
<p>貧乏でも愛する相手がいれば耐えられるものを、独りで抱えねばならない。貧困解消を成したくとも、その前には厳しい格差という壁が立ちはだかる。環境、金、愛のそれぞれが手をつないでうまくいかない状況は、若年層の不安をかき立てるには十分だろう、と、まだ若年層のつもりの僕は思うんである。<br />
<span id="more-1160"></span><br />
僕はいわゆる「ロスジェネ」「氷河期」世代に属しているのだけれど、フリーターでもなく結婚のあてがないわけでもない状態ですら、言いようのない不安感にさいなまれるのが正直な気持ちだ。<br />
世相に毒されている部分もあるが、それ以上に「未来がこれより良くなるわけがない」という、確信めいた原則が、僕の中にはある。ガソリンが値上げした、バターが店頭から消えたと騒ぐのを見て、どこかで「やっぱりね」と思う自分がいるのだ。</p>
<p>前述の不安の連鎖を断ち切れないのは、思春期以来延々とすりこまれたこの「未来への憂鬱」が大きいのではないだろうか。<br />
将来の希望を糧にするというドグマが消え、ひたすら自己責任と暗い未来を叩きこまれた世代なのだ。暴動すらも起きないのは、そもそも暴動によって勝ち取れる未来など信じていないからなのかもしれない。</p>
<p>ついでにいうと、「氷河期」の厳しさは「つまずいたら終わり」というところにもある。転んで大けがしても自己責任。失敗のカバーは社会が担保してくれない。となると頼れるのは親や友人ということになるが、まさにこれこそ自分ではどうしようもない外部環境であり、その時に助けてくれるだけの余力がない親であったり、良い大学に行きゆとりと知識のある友人を作れなかった時点で、アウト。<br />
つまり格差が拡大するのは最初の環境もさることながら「失敗時のリスクヘッジ手段」の有無の違いが、実は大きいのではないかと思う。何度かリスクテイクする余裕があれば、一定の努力は高い確率で実を結ぶが、そうでなければ一発退場のレッドカード。</p>
<p>とはいえ、「<a href="http://t-job.vis.ne.jp/base/maruyama.html" target="_blank">丸山眞男をひっぱたきたい</a>」と喝破した赤城智弘が、座談会で語るセリフを聞けば「自己責任論」に転嫁したくなる世間の感情も分からないではない。僕も相当違和感を感じた。</p>
<blockquote>
<ul>
<li>努力した結果が明確に見えるのであれば、僕は就職したいわけですから。</li>
<li>確実に報われること以外は、なかなか頑張ることができないんですよ。</li>
<li>その仕事で一生食べていこうという、明確な動機づけができなかったんです。</li>
<li>一つの方法として、収入のある女性が収入のない男性と結婚するというやり方がありますよね。</li>
<li>例えば、お金を持っている人がお金のない人を養うのが当たり前となるような道徳を作り上げていくのも、一つの手じゃないかと思いますね。</li>
</ul>
<p>（いずれも「プレカリアート」文中の座談会発言より）</p></blockquote>
<p>確かに存在する格差やら貧困やらではあるが、この発言からはそれをイクスキューズとして個人の努力を放棄する赤木の浅薄さしか浮かんでこない。同時にこのような発言を聞いた世間は、努力不足のところだけにスコープをあて、社会に生まれつつある格差をフタで覆おうとする。両者が両者、自己責任とセイフティネットを混同するから話がややこしい。</p>
<p>とはいえ、鶏か卵かでいえば、まずリカバリーのためのセイフティネットが必要だろう。食うに困れば寝床と三食くらいは出てきて、就労支援もセットにするから安心しろよ、という社会的アナウンス。そこから、努力の神話を地道に復活させていくしかないのではないか、と感じる。</p>
<p>と、ここまで書きつつ、実はこの格差構造が続いてもよいんじゃないか、とどこかで思う氷河期世代の人間もいる。正直に告白すると、僕のことだ。</p>
<p>何も僕自身が格差の壁の向こうにある貧困とは無縁、というのではない。むしろ戸板一枚下の転落がありうるという感覚は常に感じている。圧倒的に安い労働コストが隣国に存在する以上、確実に競争力は低下していく。日本の成長率、一人あたりGDPが大幅に上向くことがない以上、確実にパイは減っていく。</p>
<p>と、いうことは。<br />
国内に「自分以外の」安価な労働力が一定数存在すれば、国際競争力の低下もある程度避けられる。<br />
格差が「自分とは関係のないところで」発生すれば、パイは縮んでも分配は今のまま継続できる。<br />
こういうささやきは、まさに「氷河期」をくぐりぬけたサヴァイバーたちに甘く聞こえるのだ。意識するしないにかかわらず。</p>
<p>最終的に市場が縮小し、パイが見るかげもなく小さくなることは考えないのか？という反論もあろう。しかし、「プレカリアート」に書かれているとおり、先進国では貧困といっても一定の購買力があり、そこには「貧困ビジネス」が存在する。卑近に言えば、サラ金広告をたれ流し、ウィークリーマンションを売りつけ、自分たちは安くなった家電やら車を手にすればよい。</p>
<p>そう、それは自分たちが逃げ切れる数十年間のあいだのことだ。老人世代が「逃げ切る」のと同じことを、もう少し長いタイムラインで実現しようということに相違ない。長いだけに、同世代を相手にする話だけに、中味はより残酷で救いがないものになる。<br />
いじめやらパワハラやら、僕らの世代以降は陰湿だと言われているけれど、これからもっとひどいものになるに違いない。ほどほどの人数を蹴落として「在庫調整」するために。同世代人としては、すでにそうなりつつある予感がある。</p>
<p>というわけで、この世代の親である団塊世代の人たちは、必死にセイフティネットの構築を進めた方がいいんじゃないか、と思う。息子や娘たちに期待したところで、彼らは恵まれていても手を差し伸べる気がなく、運が悪ければ同世代の奴隷になる運命が待ちかまえているのだから。</p>
<p>で、僕はどうしたものか。社会問題について考えるとき、結局そこで行き詰まり、アンビバレントな感情が自分の中で交差する。どう生きていけばよいのか、いまだに答えが出ない。</p>
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tawagoto03-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4862481981&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe> <iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=tawagoto03-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4887596235&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
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	</item>
		<item>
		<title>アカウンタビリティーが不在の国、ニホン。</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2008/04/15/1143/</link>
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		<pubDate>Mon, 14 Apr 2008 15:01:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>

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		<description><![CDATA[「後期高齢者医療制度」が、今政治の焦点となっている。
要は「保険料負担が増し、医療に上限キャップをかける」制度だと理解しているが、違うのだろうか。
解説：Wikipedia / wel.ne.jp
この制度の眼目は医療費 <a href="http://masahiro.morishima.jp/2008/04/15/1143/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「後期高齢者医療制度」が、今政治の焦点となっている。</p>
<p>要は「保険料負担が増し、医療に上限キャップをかける」制度だと理解しているが、違うのだろうか。</p>
<p>解説：<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E6%9C%9F%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%88%B6%E5%BA%A6" target="_blank">Wikipedia</a> / <a href="http://www.wel.ne.jp/doc/healthcare/kouki1.html" target="_blank">wel.ne.jp</a></p>
<p>この制度の眼目は医療費の国民負担削減なのだろうけれど、問題は制度の施行そのものではなく、「この制度で、いったいどれほどの公的な医療負担が削減されるのか」「その削減分は何に回るのか。減税か、国債償還か、歳入不足の穴埋めか、公共事業か」を、政府がまったく説明していないことではないか。<br />
具体的なP/Lと使途目的を説明できない法案はいらない。これほどの法案を「皆保険国家」を標榜する我が国が実施するのであれば、それは不可避だろう。</p>
<p>さらに問題なのは、施行直前になっていきなりマスメディアの話題になったことだ。僕も不明ながら2年前に公布されていたことを知らなかったのだけれども、野党もマスコミも、なぜ公布前に騒がなかったのか。しょせんこの国の政治が談合によって運営されていることを、はかなくも（また）露呈してしまった。</p>
<p>「<a href="http://www.google.com/trends?q=%E5%BE%8C%E6%9C%9F%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%88%B6%E5%BA%A6" target="_blank">Google Trends: 後期高齢者医療制度</a>」を見てみればよい。これはGoogleのサーチエンジンに対して送られた検索クエリ数を相対的に指標化したものだけれども、見事に世間が関心を持った＝知らされたのはようやく昨年末であったことが一目瞭然。「<a href="http://www.google.com/trends?q=%E5%B9%B4%E9%87%91" target="_blank">年金</a>」などのクエリと比較してみればそれはさらにはっきりと見てとれるのだ。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>空気が読めないといふこと</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2007/07/30/1109/</link>
		<comments>http://masahiro.morishima.jp/2007/07/30/1109/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 29 Jul 2007 16:56:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://masahiro.morishima.jp/2007/07/30/1109/</guid>
		<description><![CDATA[参議院選挙がほぼ開票終わり、自民党はかの指三本総理宇野宗佑以来の大敗。で、安倍総理は
  首相は続投表明　「私の国造りはスタートしたばかり」（朝日新聞）
安倍首相は２９日夜、「私の国造りはスタートしたばかりで、総理として <a href="http://masahiro.morishima.jp/2007/07/30/1109/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>参議院選挙がほぼ開票終わり、<a href="http://www2.asahi.com/senkyo2007/" target="_blank">自民党はかの指三本総理宇野宗佑以来の大敗</a>。で、安倍総理は</p>
<blockquote><p> <a href="http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200707290301.html" target="_blank"> 首相は続投表明　「私の国造りはスタートしたばかり」（朝日新聞）</a></p>
<p>安倍首相は２９日夜、「私の国造りはスタートしたばかりで、総理としての責任を果たしていかなければならない」と述べ、続投する考えを示した。一方、民 主党は改選議席の３２から大幅に上積みし、自民党が５５年に結党してから参院で保ってきた第１党の座を初めて占めた。同日夜、民主党幹部は安倍首相の退陣 と衆院の早期解散を要求した。同日に朝日新聞社が全国で実施した投票者への出口調査では、全体の５６％が安倍首相に「代わってほしい」と答えている。安倍 政権は国会運営が極めて厳しくなり、憲法改正を軸とした「戦後レジームからの脱却」を進めることも難しくなる。党内での求心力は弱まり、進退論がくすぶり 続けることは必至だ。</p></blockquote>
<p>そっかー、安倍総理への違和感は、この「空気の読めなさ加減」につきるんだな、と思った。不良閣僚の擁護からはじまって年金問題の対応、で歴史的敗北の直後に大将が語る言葉が、この体たらく。 美しい国ニッポンの総理は、和を以て尊しとなす瑞穂の国のPrincipleもご存じないようでしたとさ。</p>
<p><a href="http://www.google.co.jp/search?q=%E5%AE%89%E5%80%8D%E3%80%80%E7%A9%BA%E6%B0%97%E3%80%80%E8%AA%AD%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%84&amp;ie=UTF-8" target="_blank">「 安倍　空気　読めない」でググってみたら、</a>検索結果は126,000件。世間の声は、すでに冷笑の域でした。</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>そろそろ新憲法草案について語っておくか</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2007/06/10/1098/</link>
		<comments>http://masahiro.morishima.jp/2007/06/10/1098/#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 09 Jun 2007 19:17:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>

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		<description><![CDATA[日本国憲法が長らくのβ版サービスを終え、正式版にバージョンアップされるらしい。
セキュリティ機能の改善など、正式版にふさわしい新機能が実装されるとのこと。
自民党がお熱なご様子なので、そろそろ新憲法草案について語っておく <a href="http://masahiro.morishima.jp/2007/06/10/1098/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>日本国憲法が長らくのβ版サービスを終え、正式版にバージョンアップされるらしい。<br />
セキュリティ機能の改善など、正式版にふさわしい新機能が実装されるとのこと。</p>
<p>自民党がお熱なご様子なので、そろそろ新憲法草案について語っておくか。</p>
<p><span id="more-1098"></span></p>
<p><a href="http://www.jimin.jp/jimin/shin_kenpou/shiryou/pdf/051122_a.pdf" target="_blank">新憲法草案（平成17年11月22日）</a>-PDFファイル、自民党</p>
<blockquote><p>現：第八条　皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない。</p>
<p>草：第八条　皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与するには、<strong>法律で定められる場合を除き</strong>、国会の議決を経なければならない。</p></blockquote>
<p>「法律で定められる場合を除き」ということは、いったん法律を作れば皇室に現ナマ流し放題になるってことかな。</p>
<p>この他にも「法律で〜」という表現が頻出していて、そこが憲法改正のミソだな、とすぐに気づく仕掛けだ。</p>
<blockquote><p>現：第九条の二　前項の目的（註：平和の希求）を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。</p>
<p>草：削除</p></blockquote>
<p>ここは見てのとおり。改正の白眉。</p>
<blockquote><p>現：条文なし</p>
<p>草：第九条の二　３　自衛軍は、前項の規定（註：自衛軍の保持）による任務を遂行するための活動を行うにつき、<strong>法律の定めるところにより、</strong>国会の承認その他の統制に服する。</p></blockquote>
<p>軍隊がどうシビリアンコントロールされるか、という、近代民主国家のあり方の根幹は、憲法ではなく法律に定めればOKなんだそうだ。具体的に言えば、法律に「緊急出動と事後承認」と書いた瞬間に恐ろしいことが起きる。これ、太字の部分が削除されれば、国家のPrincipleとしての憲法が、立法による骨抜きからシビリアンコントロールを擁護できるんだが。</p>
<blockquote><p>現：条文なし</p>
<p>草：第九条の二　３　自衛軍は、第一項（註：自衛軍の保持）の規定による任務を遂行するための活動のほか、<strong>法律の定めるところにより、</strong>国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び<strong>緊急事態における公の秩序を維持し、</strong>または国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。</p></blockquote>
<p>治安維持出動要項が国民保護より前段にくる軍隊なんて、右翼の嫌いな中共軍とまったく同じじゃないか。</p>
<blockquote><p>現：第十二条　この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。</p>
<p>草：第十二条　この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。国民は、これを濫用してはならないのであって、<strong>自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚しつつ、常に公益及び公の秩序に反しないように自由を享受し、</strong>権利を行使する責務を負う。</p></blockquote>
<p>憲法は国民が国家をコントロールするための神器なのだけど、今回は憲法が国民に自覚を強制することになっている。ついでに、自由と権利は「公共の福祉」ではなく「公益と公の秩序」のために使われる。自由より秩序が大事な美しい国です（棒読み）。</p>
<blockquote><p>現：第十三条　すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。</p>
<p>草：第十三条　すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、<strong>公益及び公の秩序に反しない限り、</strong>立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。</p></blockquote>
<p>ここも第十二条と同じ。ちなみに大辞林によれば、<a href="http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E7%A6%8F%E7%A5%89&amp;enc=UTF-8&amp;stype=0&amp;dtype=0&amp;dname=0ss" target="_blank">福祉とは『社会の構成員に等しくもたらされるべき幸福』</a>であり、<a href="http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E7%A7%A9%E5%BA%8F&amp;enc=UTF-8&amp;stype=0&amp;dtype=0&amp;dname=0ss" target="_blank">秩序とは「その社会・集団などが、望ましい状態を保つための順序やきまり」</a>である。くどくど書くが、幸福より利益と調和が大事な美しい国です（棒読み）。</p>
<blockquote><p>現：第二十条の三　国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。</p>
<p>草：第二十条の三　国及び<strong>公共団体</strong>は、<strong>社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超える</strong>宗教教育その他の宗教的活動であって、宗教的意義を有し、特定の宗教に対する援助、助長若しくは促進又は圧迫若しくは干渉となるようなものを行ってはならない。</p></blockquote>
<p>解釈改憲はうんざりだったはずなのに、解釈改憲が可能になる条文を追加。ついでに言うと、「公共団体」には場合によって（国家賠償法関連の判例）弁護士会などが入ったりもするので、スリル満点です。</p>
<blockquote><p>現：条文なし</p>
<p>草：第六十四条の二　２　政党の政治活動の自由は、制限してはならない。<br />
第六十四条の二　３　前二項に定めるもののほか、<strong>政党に関する事項は、法律で定める。</strong></p></blockquote>
<p>ざっと読んだかぎりでは政党活動の自由を担保する良い条文なのだけど、 政党の要件は<a href="http://www.houko.com/00/01/H06/005.HTM" title="政党助成法" target="_blank">政党助成法</a>で定められたりしているので、うがった見方をすれば、既存政党の優越につながるのかもしれない。</p>
<blockquote><p>現：条文なし</p>
<p>草：第七十六条の三　軍事に関する裁判を行うため、法律の定めるところにより、下級裁判所として、<a href="http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E8%25BB%258D%25E4%25BA%258B%25E8%25A3%2581%25E5%2588%25A4%25E6%2589%2580/" title="軍事裁判所" target="_blank">軍事裁判所</a>を設置する。</p></blockquote>
<p>いわゆる軍法会議の設置になるのだろうけれど、国軍化にともなって必要になるということなんだろう。問題は軍事裁判の対象範囲だな。ふつうなら軍人だけか。</p>
<blockquote><p>現：第七十七条の二　検察官は、最高裁判所の定める規則に従わなければならない。</p>
<p>草：第七十七条の二　検察官、<strong>弁護士その他の裁判に関わる者</strong>は、最高裁判所の定める規則に従わなければならない。</p></blockquote>
<p>狙いがわかりやすい範囲拡大でよろしい。まったくもって。</p>
<blockquote><p>現：第七十九条の二　最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後10年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。</p>
<p>草：第七十九条の二　最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後、<strong>法律の定めるところにより、</strong>国民の審査を受けなければならない。</p></blockquote>
<p>細かいところがきな臭い改憲案だ。最高裁判所裁判官の審査がザル化可能な条文です。さらに、</p>
<blockquote><p>現： 第七十九条の五　最高裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。</p>
<p>草： 第七十九条の五　最高裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、<strong>やむを得ない事由により法律をもって行う場合であって、</strong>裁判官の職権行使の独立を害するおそれがないときを除き、減額することができない。</p></blockquote>
<p>絶対的な保障を外し、「法律による」例外規定を設けることになるわけだ。</p>
<blockquote><p>現：第八十九条　公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。</p>
<p>草：第八十九条の一　公金その他の公の財産は、<strong>第二十条第三項の規定による制限を超えて、</strong>宗教的活動を行う組織又は団体の使用、便益若しくは維持のため、支出し、又はその利用に供してはならない。<br />
第八十九条の二　公金その他の公の財産は、<strong>国若しくは公共団体の監督が及ばない</strong>慈善、教育若しくは博愛の事業に対して支出し、又はその利用に供してはならない。</p></blockquote>
<p>ようするに、どこかの神社の玉ぐし代が出せるようになるということか。愛国者を自認するなら、そのくらいポケットマネーで出してほしいもんだ。後、「公の支配に属さない」を「国若しくは公共団体」に具体限定化しているところもポイントです。</p>
<blockquote><p>現：第九十六条　この憲法の改正は、各議院の総議員の３分の２以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。</p>
<p>草：第九十六条　この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議に基づき、<strong>各議院の総議員の過半数の賛成で</strong>国会が議決し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票において、その過半数の賛成を必要とする。</p></blockquote>
<p>最後の目玉は憲法改正要件の緩和。これで現在の一時的かつ奇跡的な議席数がなくなっても、簡単に憲法改正ができるように。</p>
<p>と、いちおう全草案に目を通してみた。引用したのは草案中の気になった部分だけで、そのほかはまあ改正してもいいんじゃないか、と思うけれど、引用部分が意図するところにはいささか茫然とする。自衛隊の存在を明記するなんていうのは、こうやって見るともはやたいした問題ではない。管理国家万歳。まもなく日本国終点です。</p>
<p>ついでに言うと、憲法前文の改定案は、品格がないから止めてくれ。馬鹿が作る憲法の見本みたいだ。</p>
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		<item>
		<title>選挙二考</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2007/04/23/1076/</link>
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		<pubDate>Mon, 23 Apr 2007 13:29:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>

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		<description><![CDATA[長崎で現職市長が射殺されて、急遽出馬して惜敗した娘婿。娘の迷言は語り継いだほうがよいかもね。
「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこん <a href="http://masahiro.morishima.jp/2007/04/23/1076/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>長崎で現職市長が射殺されて、急遽出馬して惜敗した娘婿。娘の迷言は語り継いだほうがよいかもね。</p>
<blockquote><p>「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」</p></blockquote>
<p>死人が出た話にからむのでなんだけど、そういう極限状況で世襲政治家一族（なかでも嫁いだ娘がそれを主張するというのが業の深さをあらわしていてよい）の意識というものが、あからさまにさらけ出されたのはなかなか意義深かったのではないか。父が死んだら秘書すらやったことのない娘婿が市長、それが父への弔意、ときたもんだ。<br />
ちなみに立候補した横尾さんという人、テレビで見ていたら「伊藤の長崎を発展させていく」とかなんとか言っていたけれど、『伊藤の長崎』って言い方もどうなんだ。<a href="http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/961976.html" target="_blank">ネット上ではニヤニヤ笑いのキモメン眼鏡、ということで評が落ち着いていた</a>が、その政治意識も新聞記者にあるまじき古さだった。こんな奴では保守的な九州でさえ当選しない、ということが証明されたので、まことに日本の民主主義にとっては素晴らしい成果を残したってことだな。</p>
<p>ついでにその九州では都知事選で旋風を（局所的に）起こした外山恒一氏が熊本市議選に立候補していたが、こちらは残念ながら落選。都知事選の政見放送をYoutubeで見て、一発でファンになったわたくし。もし彼が当選していたら、ラジオのヒトラー、テレビのケネディに次いでネットのトヤマ、と呼ばれてもおかしくない（笑）。<br />
政見放送というヘッドコンテンツを衝撃的に提供することで、<a href="http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/viralmarketing.html" target="_blank">バイラル</a>とCGMリミックスを巻き起こし、エンタメ・サブカルチャーのノリで当選したら、まさにネットの寵児じゃないか。残念ながらアナーキーすぎてダメだったけれど、彼の演説を見ながら、僕は村上龍の「<a href="http://www.geocities.co.jp/playtown/1541/eva-fascism.html" target="_blank">愛と幻想のファシズム</a>」を思い出していた。</p>
<p>長崎と熊本について考えながら、近いうちにネットの世界から、それも韓国のオーマイニュースがやったようなnegative voteだけではなく今までにないタイプを発掘するというかたちで、政治家が誕生するのだろうなあと思った。</p>
<p>【Youtubeの外山恒一関連】<br />
ノーマルバージョン　<a href="http://www.youtube.com/watch?v=l2C9lv5t0yQ" target="_blank">http://www.youtube.com/watch?v=l2C9lv5t0yQ</a><br />
映像の世紀編　<a href="http://www.youtube.com/watch?v=4oSDvB-XZ-M" target="_blank">http://www.youtube.com/watch?v=4oSDvB-XZ-M</a><br />
ニコニコBGM神編　<a href="http://www.youtube.com/watch?v=oXux5e7SKV8" target="_blank">http://www.youtube.com/watch?v=oXux5e7SKV8</a><br />
とかちつくちて政府転覆編　<a href="http://www.youtube.com/watch?v=9-SRV3HfwQc" target="_blank">http://www.youtube.com/watch?v=9-SRV3HfwQc</a><br />
有権者諸君を盗んでいきました編　<a href="http://www.youtube.com/watch?v=tCnHjK4IYMM" target="_blank">http://www.youtube.com/watch?v=tCnHjK4IYMM</a></p>
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	</item>
		<item>
		<title>妄想グローバリゼーション</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2007/01/30/1031/</link>
		<comments>http://masahiro.morishima.jp/2007/01/30/1031/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 31 Jan 2007 07:53:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>

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		<description><![CDATA[ひところ「アフィリエイトで脱サラ！」みたいなお話がいっぱい本屋さんで平積みになり、その後は「ばっかじゃないの」という話になった。個人ブログに広告ひっつける程度で生活できるなら、僕だってそっちの方がいい。
その前に、具体的 <a href="http://masahiro.morishima.jp/2007/01/30/1031/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ひところ「アフィリエイトで脱サラ！」みたいなお話がいっぱい本屋さんで平積みになり、その後は「ばっかじゃないの」という話になった。個人ブログに広告ひっつける程度で生活できるなら、僕だってそっちの方がいい。</p>
<p>その前に、具体的な実入りはどの程度のものなのか、というと、やってみるしか他はないけれど、それでも月に3万円、5万円ならとんでもない夢物語じゃないかもね、ていどは言えるだろう。…僕はこのブログでそんなに儲けているわけではないので、説得力レスで恐縮ですが。</p>
<p>で、話はベストセラーになった「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480062858?ie=UTF8&amp;tag=tawagoto03-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4480062858">ウェブ進化論</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=tawagoto03-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4480062858" width="1" height="1" border="0" alt="" />」になる。この本には「Googleが変えた社会」の一例として、生活に必要な絶対額が少なくてすむ発展途上国の人が英語圏向けアフィリエイトサイトを作り、adsenseをぺたっと貼り付けたらそれで食べていける、なんて話が紹介されていた。<br />
つまり、インターネットというツールが情報流通やメディアスペースの国境障壁を取り除いたおかげで、先進国と同じ土俵で勝負できるようになる。そして、それは発展途上国に産まれたからという理由だけで疎外される現実をなくすことだ、ということになる。是即ちグローバリゼーションなり。</p>
<p>そこまでは100%受け売り。いまさらなお話。<br />
<span id="more-1031"></span><br />
さて視線を変えてみれば、ここで新たな労働者が参入してきているわけだ。ゼロサム均衡な限定モデルでいいのかは疑問が残るけれど、おそらくはこのグローバル化によって奪われる労働が発生しているはず。それは何かといえば、情報流通産業の労働市場だ。</p>
<p>・マスメディアをネットが駆逐（するかもしれない。そのパイの一部くらいは奪う）<br />
・ネットメディアの中でも口コミなどのLong Tailが台頭（このセクターは薄く拡散する）<br />
・Long Tailは個人でも運営できて、それは国境を越える</p>
<p>こんな感じで。</p>
<p>暴論を恐れずに書いてしまうが、第三次産業と呼ばれるものを大雑把に分けると「モノの流通」にたずさわるセクターと、「情報の流通」にたずさわるセクターにわけられそうだ。こと先進諸国ではここが一番労働市場が大きい。<br />
そのうち、モノの流通という仕事は「マクドナルド化」によって、労働力の代替がどんどん効きやすくなっている。</p>
<blockquote><p><a href="http://eri.netty.ne.jp/honmanote/kyozai/economy/001mac/index.htm">経済学習資料「マクドナルド化社会」</a>（ホンマノオト）より</p>
<p>マクドナルド化は、簡単に言うならば、人間の技能を機械(人間に寄らない技術体系)に置き換えることで、いかに合理化するかというものである。<br />
（中略）<br />
しかしながら、マック職に要求される技能は、高い水準の技能と教育を要求するはるかに望ましいポスト産業的な職業を手に入れることや、そうした職場で働くために役立つとはとても言えない。そもそも職業というものが思考力や創造性を要するとすれば、ルーティン化された(決められた)言動やマニュアル化された相互作用での経験は何の役にも立たないであろう。</p></blockquote>
<p>それに比べれば、情報流通産業はまだマクドナルド化には至っていない。例えば日本で週刊誌やら情報誌を作るときには、読者＝日本人が望む情報の編集という作業が必要で、これは暗黙知のほうに属しているため、誰にでも置き換え可能な仕事かといえばそうではない。代替しにくいからこそ優位性があるのだ。かつ市場は鎖国的。日本語が分からない人には日本市場向けの情報発信ってできない。できなかった。</p>
<p>それが少しずつ崩れはじめている。その一番単純なものが、Googleのadsenseだ。「何が望まれる情報（金に換えられる広告）なのか」というのはGoogleが決めてくれる。<br />
そして、APIによるデータ公開（コンテンツがタダで開放されるなら、これは<a href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C1%A1%BC%A5%D7%B3%D7%CC%BF">チープ革命</a>の一種だな）がはじまる。そして、ネット上では人の行動をターゲティングすることが容易であり、かつそれをデータマイニングとして分析することも可能になりやすい。</p>
<p>仮にアフリカや西南アジアの最貧国に住んでいて日本語なんてこれっぽっちも分からなくても、ネット回線とPC一台、それに英語とある程度のITスキルがあれば</p>
<p>１：HotpepperのAPIやらAmazon Web ServiceやらのAPIを叩いてサイトを作る。<br />
　　→雑誌でいえば取材。<br />
２：サーバログを見てサイト構成を最適化していく。<br />
　　→雑誌でいえば編集割り付け<br />
３：adsenseを貼り付ける。Amazonならアフィリエイトは自動的に入ってくる。<br />
　　→雑誌でいえば広告プランニング</p>
<p>ここまでできる。もちろん理論的に、というレベルだけど。</p>
<p>こうなると「日本人であること」によって、特権的に情報流通産業に従事できるわけではなくなるかもしれないのだ。こうして農業鉱業製造業だけでなく、全ての労働市場は、生まれた場所に関係なく、生活費用がどれだけ必要なのかも関係なく、万人に開かれる。そして世界は平準化する（銀行口座の振込額が)。<br />
共産主義者が泣いて喜びそうな結論だな。サヨクの人たちはアマゾンとかグーグルを叩いてはいけません。世界が平等になるための道のりを歩いてくれているのだから。高度資本主義社会万歳。</p>
<p>ところがこの中でも平準化しない存在がある。<br />
それは、こういう仕組みを作る人たちだ。<br />
mcdonaldizedされたりGooglizedされたりする側は辛いことが多いけど、そこで労働の代替を起こして余剰利潤を創出する方に回りさえすれば、そいつは親の総取りができるってもんだ。さっきのマルキシズムな話でいえば、ここで初めて革命ってものが起きるらしいのだけれども、</p>
<blockquote><p>先ほどと同じ<a href="http://eri.netty.ne.jp/honmanote/kyozai/economy/001mac/index.htm">経済学習資料「マクドナルド化社会」</a>（ホンマノオト）より</p>
<p>もう一つ別の水準で現れるものとしては、脱人間化された状況のことである。機械化が進むにつれて人間の思考を制御し、考える必要をなくす点である。例えば、ファーストフードレストランでよく見かける光景としては、従業員たちの仕事振りである。フライドポテトにしても、飲み物にしても、ハンバーガーにしてもそれらを作る手順や作られるものは毎回同じである。機械化されることによって、従業員(特に地位の低い従業員)が何も考えなくても自動的に商品が作られていく。こうすることで従業員たちは何も考える必要がなくなる。これはマンハイムの言葉を借りるならば「思考能力の喪失」であり、言い方を変えるならば、機能的合理性の浸透によって実質的合理性が低落してしまうということである。そしてそれは国民的アイデンティティと個性の喪失という世界を生じてしまうことになる。</p></blockquote>
<p>実はマクドナルド化で革命も起こす気がないほど、人を機械化することも同時進行していたりする。一石二鳥の進化の過程。正直、マルクスより資本家のほうが賢かったんでしょうね。マルクスは善人だなあとは思うけれど、おおかた悪人のほうが賢いって相場は決まってるもんな。</p>
<blockquote><p><a href="http://d.hatena.ne.jp/essa/20060213/p1">アドセンスは21世紀のフルブライト留学制度だ</a>（アンカテ）</p>
<p>発展途上国の人が、日本語のコンテンツを作ることを支援し、そこからほんの小遣い銭程度のお金が渡せるような仕組みを作れば、ここで私が出現を予想したエリート層は、日本語でネット経済圏に参入し、彼らの尊敬と感謝の念は、2ちゃんねるやはてなに向かい、集団知のリソースとしてもそこを第一に考えるようになるだろう。現地の人が日本語で「人力検索はてな」に自国の政策課題について聞いてきたりしたら素敵だと思うし、かなりの難題も実際に解決するだろうし、日本にもはっきりした実利がたくさんあって国益にもかなう。</p></blockquote>
<p>あれ？　なんだか僕がひどくひねくれたことを書いている気分になってきた。何が起こるかはアンカテさんと同じことを言っているんだけど。表裏一体なのかなあ。</p>
<p>とはいえ、ここまでぜんぶ机上の空論です。今日のところは。</p>
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		<item>
		<title>Trackback Auto-Discovery</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2007/01/30/1030/</link>
		<comments>http://masahiro.morishima.jp/2007/01/30/1030/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 31 Jan 2007 06:29:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>

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		<description><![CDATA[MovableTypeにはTrackback Auto-Discoveryが実装されているのだけど、今回父親のブログをMTで構築したとき、記事を書いて初めてその仕様を知ってびっくりされた。なるほど、それが当たり前だと思っ <a href="http://masahiro.morishima.jp/2007/01/30/1030/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.sixapart.jp/movabletype/">MovableType</a>にはTrackback Auto-Discoveryが実装されているのだけど、今回父親のブログをMTで構築したとき、記事を書いて初めてその仕様を知ってびっくりされた。なるほど、それが当たり前だと思っていたけれど、そこから「ブログといふもの」を説明するのもありだな、とあらためて思った。そういう意味では、以下の「ブログ」は狭義のそれです。<br />
<span id="more-1030"></span><br />
Trackback Auto-Discoveryの仕様を簡単に書いてしまうと、</p>
<p>１：ブログ記事を書く時、別ブログの記事へのリンクを作る。<br />
２：ブログのシステム側（この場合だとMovableType）が、その入力データをDBに保存する際、データ中にあるリンク先の記事を見る。<br />
３：リンク先のURLに<a href="http://e-words.jp/w/RDF.html">RDF</a>がある場合、こちらのシステム（MovableType）がそれを読み、トラックバックを送る。具体的にはRDFに<br />
　　trackback:ping=&#8221;http://******&#8221;<br />
と、トラックバックの受付先が書いてあるので、ここに向けて。</p>
<p>みたいな一連のロジックのことを言う。</p>
<p>で、ここからが原理主義者みたいな書き方になるけれど、ブログは「WebにLogを残せば何だってブログ」ってわけでなく、こういう仕組みが異システム間でも共有されるフレームワークになっているからこそ、ブログなんだ、と思うわけで。</p>
<p>１：ブログを書いた場合、そのブログに対する賛同、反論そのたもろもろをハブとして受け付け、読者への第三者的意見として掲示する。（トラックバックを受け付ける側）<br />
２：あるブログへの意見は公明正大に相手に伝え、相手方がこちらの所感を受け取れるようにする。（トラックバックを打つ側）</p>
<p>アメリカなんかだと、いわゆる実名ブログが比較的多いということと、Trackback Auto-Discoveryのような、公平な公開スキームがあることで、「ブログジャーナリズム」が盛り上がった、というのは別に目新しい意見ではなくずいぶん前からいろんな人が言っていることだ。日本でなぜいまいち盛り上がらないかと言えば、「個人で書き散らかした日記にからむんじゃねえよ」みたいな感情があるからではないかな。ブログ（に限らず個人が<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%A1%E3%82%89%E5%81%B4">あちら側</a>にアップロードした著作物」はPublicなのかPrivateなのかって話で、アメリカではわりにPublic寄り、日本ではまだ議論百出ってことだろう。</p>
<p>参考：はてなキーワードでの「<a href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CC%B5%C3%C7%A5%EA%A5%F3%A5%AF">無断リンク</a>」</p>
<p>でも、個人の意見が平等な（本当にそうかはまた別の問題があるけれど）水平線上にあり、そこへの意見がすべて公開されるって、まあアテネ的な市民民主主義が誰もに（正確にはネットにアクセスしてブログをかける人間、ってことだけど）accessibleになった、ってことなんじゃないのか。<br />
であれば、潜在的な欲求が汎用的なフレームワークを産み出し、そのフレームワークが「モノの言い方」の有り様を決めていくかも、ってことじゃないのか。</p>
<p>「人の話を聞こうね。そしてちゃんと自分の考えを言おうね」というのは小学校から習う素朴なハナシだけれども、それが例えばTrackback Auto-Discoveryみたいな技術に結実し、それがまた世の中のあり方の、まあ一部くらいは方向づけていくってことだ。何だかマルクス主義者の唯物論みたいになってきたな。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>mixiのコミュニティと2ちゃん趣味板</title>
		<link>http://masahiro.morishima.jp/2007/01/20/1026/</link>
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		<pubDate>Sat, 20 Jan 2007 22:14:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Masahiro</dc:creator>
				<category><![CDATA[B:マジメな話]]></category>

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		<description><![CDATA[最近、ドメインネームへの仮差し押さえを申し立てられたせいで2ちゃんねるが閉鎖するかもね、という話題がお祭りになってる。
別にお祭りの話はどうでもよくて（だってドメイン別のにすればいいだけだし）、
ネタ？　久々の祭り「２ち <a href="http://masahiro.morishima.jp/2007/01/20/1026/">...</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>最近、ドメインネームへの仮差し押さえを申し立てられたせいで2ちゃんねるが閉鎖するかもね、という話題がお祭りになってる。</p>
<p>別にお祭りの話はどうでもよくて（だってドメイン別のにすればいいだけだし）、</p>
<blockquote><p><a href="http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/35506/">ネタ？　久々の祭り「２ちゃん」閉鎖騒動</a>より</p>
<p>日本のネット界のあり方を変えたと言っていいほど大きな影響を及ぼした２ちゃんねるも、誕生からすでに８年近い。その間、基本的にほとんど変化のない同掲示板に対し、ネット全体の環境は大きく変わった。「Ｗｅｂ２・０」と言われ、ブログやソーシャルネットワーキングサービスなど、新たな形のフォーラムが隆盛をきわめる現在、相対的に２ちゃんねるの地位は低下しつつある。</p></blockquote>
<p>こういう、マスコミの人たちから見ればそうなるんだろうし、世間的にもそんな感じな認識であろう、が正しいのかについて考えてみる僕。というのも、最近mixiが興隆したせいで、情報収集の道具としてまた2ちゃんねるに戻ってきている僕であるからなんである。<br />
<span id="more-1026"></span><br />
mixiがなぜ伸びたかについてはいろんな指摘があってどれもごもっともなのだけれども、独断と偏見を交えると、<br />
・低年齢層<br />
・モバイルユーザ<br />
・低リテラシー<br />
・時間コストが安い人（つまりはヒマな人）<br />
を取り込んだから伸びた。のではないか。<br />
このうち年齢層はビデオリサーチインタラクティブとかのデータで経年比較してみると一発だ。モバイルユーザについてはついこの間<a href="http://press.mixi.co.jp/press_070117.html">プレスリリース</a>が。最後の2つは、ええ、こってり僕の偏見です。主にコミュニティでのレスの付き方や付けた人のプロフィールなんかで。</p>
<p>で、2ちゃんねるだmixiだといってもそのコミュニケーションには大別して2種類あるわけで、</p>
<p>・情報収集、共有系。趣味とかニュースとか。2ちゃんねるならIT系の板や趣味板、mixiならコミュニティの多く。<br />
・馴れ合い系。日記コメントとかネタ投下とか。まさにmixi日記で、2ちゃんねるなら<a href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/VIP">VIP板</a>かな。</p>
<p>最近とみに感じるのは、リテラシーが低い人がmixiに吸い寄せられたおかげで、2ちゃんねるが使いやすくなってきたなあ、ということ。もちろん情報収集で。</p>
<p>ひとつは質問者のレベル。これには<a href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%EB%A1%BC%CE%CF">はてな界隈でよく言及される「スルー力」</a>の差が出ている。まさにリテラシーとして。<br />
不特定多数の人間とナレッジシェアするときには、モニタの向こう側のおつむは千差万別なので、時には「そんなのググれば3分だろ」みたいな質問も出てきたりする。僕が好きなタイ旅行とかなら、「格安航空券っていくらですか？」なんて。<br />
2チャンネルなら「ググれカス」と誰かが書いて終了。あとはみんなで華麗にスルー。ところがmixiだと延々と格安航空券について書いてくれる（出発地も期間も分からないのに）、スルーできない親切な人がいて、その話題は伸び続ける。いや、回答する人はいい人たちだと思うけれど、リテラシーが高いかといったら別だよな。先に条件聞かないとダメだろ、と僕なんかは思うけれど、そういうことを言い出すのも虚しいので、僕だけ独りスルー。</p>
<p>もうひとつは回答者のレベル。質問者の内容を見ずに、自分の経験でしか回答しない人間が多いのだ。知らなければスルーすればいいのに、「mixi病」ってこういうことなんだなあと再実感させるがごとく質問者の意図と異なる自分の思いしか書けない人のコメントが数珠つながりに。これもタイ旅行ネタだと、<br />
・タイには何十回と行っているが、今回は彼女と海に行きたい。<br />
・海がきれいで、あんまごちゃごちゃしてないところ。<br />
・海以外にも面白いことがあるところだったら尚可。<br />
・期間は５日〜１週間くらい<br />
質問としてはまことに当を得た簡潔な内容だと思ったけれど、回答者がどうも「JTBで行く！バンコク5日間」とかしか知らないみたいで、そういうものを勧めることしか眼中になくて、トピックでのおすすめはパタヤになってた。あそこの海はタイで一番汚いんですけどね。クラビーだのタオ島を勧める人もいたけれど、mixiではなぜか超マイノリティー。<br />
2ちゃんねるなら回答者に罵声を浴びせて退場させる（たまに荒れる）ことで場が収束に向かう場合も多々あるけれど、SNSをもって鳴るmixiだと、逆にそういう排除のシステムが働きにくい。自分のハンドルネーム（人により実名）を晒してまで、低リテラシーの人の意見に反論するのはリスクが高いだけで見返りがないからだ。</p>
<p>と、2ちゃんねるを擁護してみた。あそこのすべてが素晴らしいわけではないけれど、mixiが素晴らしいという最近の論調もなんだかなあ、と思うゆえん。個人的には「2ちゃんねるがアホな<a href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/VIPPER">Vipper</a>を隔離してくれている」のと同じくらい、「mixiは低リテラシーな『善人』を隔離してくれている」ので、ぜひぜひマスコミや口コミにのって、これからもmixiには盛り上がってもらいたい所存。<br />
とりあえず、しばらくのうちは旅行も歴史も鉄道もネットも、趣味のお話は2ちゃんねるで情報を得ていくんだろうな。時にスルー、時に炎上で。僕は馴れ合うより情報が欲しいんだ。</p>
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