軛の消滅と革袋の溶解 -情報のあり方についての一考察-

◆はじめに
インターネットの普及は我々に様々なインパクトを与えた。この風変わりなメディアは、その力を誰もが認めざるを得ないほどに大きくなったにもかかわらず、未だ正体の判然としない怪物のように語られたりもする。
このインタ

国家というシステムと国という風土

 最近おかしいなと思うのは「国を守らねば、ナショナリズムというアイデンティティーが失われる」という議論である。敬愛する新聞記者志望(2000年からは本物の記者)の友人が、「やはり国というアイデンティティーがないとダメだよ

たばこについて

 さて、久しぶりの「提言」はすこし卑近に、「たばこ」についてである。と書き出せば、おおかたの読者諸兄は「たばこの煙害についてだな」と勘をはたらかされるのではないだろうか。
 少し、違うのである。ヒステリックな禁煙論ではな

株価変動の不可思議さ ~実体経済との乖離~

 最近(1997/11/26現在)、ついに都市銀行及び大手証券会社の事実上倒産が現実のものとなった。
 実需の数十倍、あるいはそれ以上の資金が文字どおりボーダレスに動く株式市場、及び為替市場をはじめとする金融市場は、もっ

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