散歩道で、初日に声をかけてきた少年に出会う。日本語の達者な奴だ。
「ドコイキマスカ?」
ちょっと友達の店にね、そんな風に答えると、彼は即座に「パパンでしょ。人を騙す奴ね。」と強い口調で切り返す。「あの女の子もパパンに騙さ …
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散歩道で、初日に声をかけてきた少年に出会う。日本語の達者な奴だ。 今日も朝は遅い。昼過ぎに宿を出て、トマトサンドイッチ、バナナヨーグルト、チャイのブランチ。こじゃれたメニューは失敗の味がした。美味しいとは言いがたい。 起床は10時過ぎ。久しぶりにお寝坊だ。少し風邪気味で、おまけに虫歯が軽く痛む。体調が良くないのかもしれない。 目を覚ますと既に7時45分。列車の出発時刻は8時15分なのだ。慌てて荷物を詰め、支払いを済ませてリキシャに飛び乗る。貧乏旅行の悲しい性で、こういう危急時にもご丁寧にリキシャ代を値切り、行きと同じ30ルピーで駅まで到着する … その日の早朝も交渉から始まった。 今日は大学時代の友人と会う予定。たまたま彼がインドに行く時期と重なることが分かり、それならばということで約束をしていた。 シャワーはぬるま湯だった。時によって熱い湯が出たり出なかったりだ。さすがに1月のインドでは肌寒い。 今日は旅の準備をしようと思う。タージマハールで有名なアグラ、そしてエロティックな建築で有名なカジュラーホーへの切符を買いたい。 朝食をラッフルズ・ホテルへと食べに行く。言わずと知れた名門ホテルのメイン・カフェはさすがに立派で、立派なホテルらしく入り口にはメニュー表など備え付けていない。気後れして隣のベーカリーに入る。 |
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